既存のPlateSpin Migrate Serverから新しいホストプラットフォームにアップグレードできます。たとえば、Windows Server 2012 R2で実行しているPlateSpin Migrate サーバをWindows Server 2016プラットフォームにアップグレードできます。
このセクションの情報を使用して、置換用PlateSpin Serverホストを準備し、PlateSpin Migrateを再インストールします。アップグレード前にデータベースをエクスポートして、それを後で新しいデータベースインスタンスにインポートします。
アップグレード前に、新しいプラットフォームへのアップグレードのための前提条件を満たしていることを確認します。
置換用サーバへの移動に備えて現在のPlateSpin Migrateサーバのアクティベーションコードとライセンスをリセットする場合は、Micro Focusのサポートに問い合わせてください。ライセンスがリセットされたら、新しいプラットフォームに移動する準備が整ったことを確認します。
[診断の実行]を使用して、アップグレード前に実行されるジョブに関する詳細な診断レポートを生成します。アップグレード後に、アップグレード前に実行したジョブに関する診断レポートを作成することはできません。『PlateSpin Migrate 2018.11ユーザガイド』の診断レポートの生成
を参照してください。
今後のマイグレーションに必要なカスタムblkwatchドライバをバックアップします。
詳細については、アップグレード前のカスタムLinux blkwatchドライバのバックアップを参照してください。
マイグレーションデータをエクスポートします。詳細については、セクション 3.6.1, ワークロードマイグレーションデータのエクスポートを参照してください。
新しいプラットフォーム上でPlateSpin Serverをアップグレードした後で、エクスポートしたXMLファイルをインポートに利用可能な場所にコピーしてください。
このアップグレードパスでは、現在のPlateSpinサーバホストのプラットフォームをアップグレードします。アップグレード済みの前提条件のOSおよびソフトウェアをインストールおよび設定する際に、インストール済みのPlateSpinコンポーネントを削除する必要があります。データベースをエクスポートすると、現在のPlateSpin Serverホストの前提条件のソフトウェアおよびオペレーティングシステムをアップグレードする準備が整います。
現在のPlateSpin Serverホストに管理者ユーザとしてログインします。
サーバがドメイン内にある場合、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。
インストール済みのPlateSpin Migrateコンポーネントを削除します。
Windowsのコントロールパネルを使用して、PlateSpin Migrate Clientをアンインストールします。
Windowsのコントロールパネルを使用して、PlateSpin Migrateをアンインストールします。
(条件付き) SQL Server Express EditionがPlateSpin Serverホストにインストールされている場合、Windowsのコントロールパネルを使用してアンインストールします。
PlateSpin Serverホストで、サポートされているWindows Serverオペレーティングシステムにアップグレードし、そのプラットフォームに必要な機能および設定を設定します。
オペレーティングシステムおよび前提条件のソフトウェアのインストールを参照してください。
PlateSpin Serverホストのすべての前提条件ソフトウェアを確実にインストールおよび再設定します。
必須ソフトウェアおよび前提条件のソフトウェアのインストールを参照してください。
再設定されたPlateSpin Serverホストと連携するためにデータベースサーバを準備します。
詳細については、データベースサーバのインストールを参照してください。
SQL Server Express Editionを使用している場合は、現在のバージョンをインストールします。アップグレードが完了し、製品ライセンスが再度有効化された後で、再インストールされたSQL Server Expressデータベースサーバ用のセキュアなカスタムパスワードを設定する必要があります。詳細については、SQL Server Expressシステム管理者ユーザのパスワード変更を参照してください。
Microsoft SQL Server Standard EditionまたはEnterprise Editionを使用している場合、新しいデータベースインスタンスを作成し、アップグレードしたプラットフォームと連携できるように設定していることを確認します。アップグレードが完了した後で、この新しいデータベースインスタンスにデータベースをインポートします。
PlateSpin Serverホストに管理者の権利を持つユーザとしてログインします。
対象のサーバがドメインコンピュータである場合は、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。
SQL Server Standard EditionまたはEnterprise Editionに対してWindows認証を使用する場合は、SQL管理者の権利を持つドメインユーザとしてログインする必要があります。このユーザはローカル管理者権限も持っている必要があります。また、SQL Server資格情報で指定したサービスユーザも、ローカル管理者の権利を必要とします。
最新のPlateSpin Migrate Serverをインストールします。詳細については、PlateSpin Serverのインストールを参照してください。
(オプション)最新のPlateSpin Migrate Clientをインストールします。詳細については、PlateSpin Migrate Clientのインストールを参照してください。
アップグレードする前に、Micro Focusのサポートから取得したリセット用アクティベーションコードを使用して、PlateSpin Serverホストのライセンスを有効にします。
『PlateSpin Migrate 2018.11ユーザガイド』の製品ライセンスの有効化
を参照してください。
エクスポートされたデータベースを新しいデータベースインスタンスにインポートします。詳細については、ワークロードマイグレーションデータのインポートを参照してください。
(オプション)置換用サーバにその他のリセットまたは再有効化ライセンスを追加します。『PlateSpin Migrate 2018.11ユーザガイド』のワークロードマイグレーションで使用するライセンスキーの管理
を参照してください。
(オプション)アップグレード後、今後のマイグレーションに必要なカスタムLinux blkwatchドライバを再アップロードする必要があります。ナレッジベースの記事7005873を参照してください。
アップグレード前のカスタムLinux blkwatchドライバのバックアップも参照してください。
(条件付き)以前のPlateSpin ServerホストとともにMicrosoft SQL Server Standard EditionまたはEnterprise Editionデータベースサーバを使用している場合は、そのPlateSpin Serverホストに関連付けられている不要のデータベースインスタンスを削除します。
このアップグレードパスでは、置換用PlateSpin Serverホストを設定してから、現在のPlateSpin Serveホストを廃止します。アップグレードされた前提条件のOSとソフトウェアを新しいマシン上にインストールおよび設定するときは、以前のホスト上のあらゆるマイグレーションサービスを停止する必要があります。データベースをエクスポートすると、前提条件のソフトウェアおよびオペレーティングシステムとともに置換用PlateSpin Serverホストをセットアップする準備が整います。
新たに使用予定のPlateSpin Serverホストで、サポートされているWindowsオペレーティングシステムをインストールし、そのプラットフォームに必要な機能および設定を設定します。
オペレーティングシステムおよび前提条件のソフトウェアのインストールを参照してください。
すべての前提条件ソフトウェアをインストールして設定してください。詳細については、必須ソフトウェアを参照してください。
新しいPlateSpin Serverホストと連携するようにデータベースサーバを準備します。詳細については、データベースサーバのインストールを参照してください。
SQL Server Express Editionを使用している場合は、現在のバージョンをインストールします。アップグレードが完了し、製品ライセンスが再度有効化された後で、再インストールされたSQL Server Expressデータベースサーバ用のセキュアなカスタムパスワードを設定する必要があります。詳細については、セクション 1.7, SQL Server Expressシステム管理者ユーザのパスワード変更を参照してください。
Microsoft SQL Server Standard EditionまたはEnterprise Editionを使用している場合は、新しいデータベースインスタンスを作成します。アップグレードが完了した後で、この新しいデータベースインスタンスにデータベースをインポートします。
置換用PlateSpin Serverホストに管理者の権利を持つユーザとしてログインします。
サーバがドメインコンピュータの場合、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。
SQL Server Standard EditionまたはEnterprise Editionに対してWindows認証を使用する場合は、SQL管理者の権利を持つドメインユーザとしてログインする必要があります。このユーザはローカル管理者権限も持っている必要があります。また、SQL Server資格情報で指定したサービスユーザも、ローカル管理者の権利を必要とします。
最新のPlateSpin Migrate Serverをインストールします。詳細については、PlateSpin Serverのインストールを参照してください。
(オプション)最新のPlateSpin Migrate Clientをインストールします。詳細については、PlateSpin Migrate Clientのインストールを参照してください。
アップグレードする前に、Micro Focusのサポートから取得したリセット用アクティベーションコードを使用して、置換用PlateSpin Serverホストのライセンスを有効にします。
『PlateSpin Migrate 2018.11ユーザガイド』の製品ライセンスの有効化
を参照してください。
エクスポートされたデータベースを新しいデータベースインスタンスにインポートします。詳細については、セクション 3.6.2, ワークロードマイグレーションデータのインポートを参照してください。
(オプション)置換用サーバにその他のリセットまたは再有効化ライセンスを追加します。『PlateSpin Migrate 2018.11ユーザガイド』のワークロードマイグレーションで使用するライセンスキーの管理
を参照してください。
(オプション)アップグレード後、今後のマイグレーションに必要なカスタムLinux blkwatchドライバを再アップロードする必要があります。ナレッジベースの記事7005873を参照してください。
アップグレード前のカスタムLinux blkwatchドライバのバックアップも参照してください。
以前のPlateSpin ServerホストからPlateSpin Migrateコンポーネントを削除し、PlateSpinサーバとして廃止します。
以前のPlateSpin Serverホストに管理者ユーザとしてログインします。
サーバがドメイン内にある場合、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。
Windowsのコントロールパネルを使用して、PlateSpin Migrate Clientをアンインストールします。
Windowsのコントロールパネルを使用して、PlateSpin Migrateをアンインストールします。
(条件付き) SQL Server Express Editionが以前のPlateSpin Serverホストにインストールされている場合は、Windowsのコントロールパネルを使用してアンインストールします。
(条件付き)以前のPlateSpin ServerホストとともにMicrosoft SQL Server Standard EditionまたはEnterprise Editionデータベースサーバを使用している場合は、そのPlateSpin Serverホストに関連付けられている不要のデータベースインスタンスを削除します。