目的のPlateSpin Migrateホストサーバ上にPlateSpin Migrateをインストールする前に、Microsoft Windows Serverのサポートされるバージョンをインストールし、Windowsのライセンスをアクティブ化してから、必須ソフトウェア: Visual C++ (バッチファイルのインストール用)、ASP.NET、IIS、および.NET Frameworkをインストールします。オプションで、FIPS準拠のデータ暗号化を有効にすることができます。
Micro Focusダウンロードサイトで提供される「PlateSpin Migrate前提条件のインストール」スクリプトを使用して、不足しているソフトウェアをインストールし、目的のPlateSpin Migrateサーバホスト上に適切な設定を適用することができます。または、このセクションの手順を使用して、目的のPlateSpin Migrateサーバホスト上に前提条件ソフトウェアを手動でインストールして設定できます。
メモ:前提条件ソフトウェアのインストールには、目的のPlateSpin Migrateホストサーバの再起動が必要な場合があります。インストールする必要がある前提条件ソフトウェアによっては、インターネットアクセスが必要な場合があります。
「PlateSpin Migrateの前提条件のインストール」スクリプトを使用して、前提条件ソフトウェアをインストールするには:
目的のPlateSpin Migrateサーバに管理者権限を持つユーザとしてログインします。
Webブラウザを起動し、Micro Focusのダウンロードページに移動して、PlateSpin Migrateを検索し、適切なPlateSpin Migrateダウンロードページに進みます。
Install_PlateSpin_Migrate_Prerequisites_v2.zipファイルを目的のPlateSpin Migrateホストサーバにダウンロードします。
ZIPツールで、解凍 > All files/folders (すべてのファイル/フォルダ)を使用して、サーバ上の任意の場所にファイルを解凍します。
BATファイルを実行して、Install PlateSpin Migrate Prerequisites.ps1 PowerShellスクリプトを実行します。Explorerブラウザで、Install PlateSpin Migrate Prerequisites.batを右クリックして、開くを選択します。
PowerShellスクリプトは、以前にWindowsライセンスをアクティブ化したことがあるサポートされているバージョンのMicrosoft Windows Serverオペレーティングシステム上にのみ前提条件ソフトウェアを自動的にインストールして設定します。前提条件ソフトウェアのインストールには、目的のPlateSpin Migrateホストサーバの再起動が必要な場合があります。インストールする必要がある前提条件ソフトウェアによっては、インターネットアクセスが必要な場合があります。
前提条件ソフトウェアを手動でインストールするには:
メモ:ソフトウェアコンポーネントのパッケージ化および配布は、サポートされているWindows Serverプラットフォームのさまざまなバージョンで異なるため、手順も多少異なります。インストールおよびセットアップの指定された順序で、ターゲットプラットフォームの適切な手順を使用します。
目的のPlateSpin Migrateサーバに管理者権限を持つユーザとしてログインします。
Visual C++をインストールします。
詳細については、「PlateSpin Migrateバッチファイルインストール用のVisual C++ 2013のインストール」を参照してください。
Windows ServerコンポーネントASP .NET、IIS、および.NET Frameworkをインストールします。
(オプション) FIPS対応のデータ暗号化を有効にします。
詳細については、「FIPS準拠データ暗号化アルゴリズムのサポートの有効化(オプション)」を参照してください。
PlateSpin Migrateサーバのバッチファイルインストールを実行する前に、予定しているMigrateサーバ上にVisual C++ 2013をインストールする必要があります。このソフトウェアは、PlateSpin Transformation Managerによって使用されるイベントメッセージングサービスを適切にインストールするために必要です。Visual C++ 2013の再配布可能パッケージは、PlateSpinMigrateSetup-2018.11.0.x.exeファイルで入手できます。または、MicrosoftからVisual C++ 2013パッケージをダウンロードしてインストールすることもできます。
予定しているMigrateサーバ上にVC++ 2013をインストールするには:
PlateSpin Migrate用として予定しているサーバホスト上の特定の場所に、PlateSpinMigrateSetup-2018.11.0.x.exeを抽出します。
ファイルブラウザで、\Migrate-2018.11.0\PlateSpinImage\VCruntime-x64フォルダに移動します。
管理者としてvcredist_x64.exeを実行します。
Migrate Serverとともにリモートデータベースインスタンスを使用するには、ホストサーバ上にMicrosoft SQL Server Native Clientをインストールする必要があります。
管理者権限を持つユーザとしてホストサーバにログインします。
SQL Server Native Clientがホストサーバにすでにインストールされているかどうかを確認するには、regeditを実行し、ナビゲートして次のエントリを見つけます。
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft SQL Server Native Client 11.0
SQL Server Native Clientがインストールされていない場合は、MicrosoftダウンロードサイトからMicrosoft SQL Server 2012 Native Clientをダウンロードしてから、それをホストサーバ上にインストールします。
次の手順に従って、PlateSpin Migrate Serverのインストール先であるMicrosoft Windows Server 2016 サーバに前提条件のソフトウェアをインストールします。インストールを開始する前に、PlateSpin Serverのシステム要件およびサーバのインストールための一般的なガイドラインに精通していることを確認してください。
必要なMicrosoftソフトウェアコンポーネントをインストールするには:
ローカルユーザ管理者(LUA)アカウントを使用して目的のPlateSpin Serverホストにログインします。
サーバマネージャを使用して、Web Server (IIS)およびPlateSpin Serverが必要とするその他のソフトウェアをインストールしてください。
サーバマネージャを開きます。スタート > Windows管理ツール > サーバマネージャの順に選択します。
サーバマネージャツールバーで、クイックスタート > このローカルサーバの構成 > 役割と機能の追加の順に選択します。
[役割と機能の追加]ウィザードで[インストールのタイプ]タブに進んだ後、ウィザードの処理を続行します。
[役割と機能の追加]ウィザード |
アクション |
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インストールのタイプ |
役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択し、次へをクリックします。 |
サーバの選択 |
目的のPlateSpin Serverホストを選択し、次へをクリックします。 |
サーバの役割 |
Web Server (IIS)を選択し、次へをクリックします。 |
Web Server (IIS)で必要な機能の追加のポップアッププロンプト |
管理ツールを含めるを選択し、機能の追加をクリックして選択内容を確認してから、[サーバの役割]ページで次へをクリックして、機能リストに進みます。 |
機能 |
Web Serverの機能のデフォルトセットをそのまま保持し、次に示すその他の必要な機能をそのサブ機能とともに追加して、次へをクリックします。
|
Web Server (IIS) |
情報を読み、次へをクリックします。 |
役割サービス |
Web Serverのデフォルトの役割サービスセットはそのまま保持し、次に示すその他の必要な役割サービスをそのサブ役割サービスとともに追加して、次へをクリックします。 メモ:.NET 4.6はOSによってインストールされます。PlateSpin Serverは、ステップ 2.fでインストールする.NET 4.7.1を使用します。 [Web Server (IIS)]>[役割サービス](23/43個をインストール済み):
|
確認 |
インストールする役割、役割サービス、機能を確認し、インストールをクリックします。 |
インストールが完了するまで待機した後、[役割と機能の追加]ウィザードを閉じます。
サーバマネージャを終了します。
目的のPlateSpin ServerホストにMicrosoft .NET Framework 4.7.1をダウンロードしてインストールします。
次の手順に従って、PlateSpin Migrate Serverのインストール先であるMicrosoft Windows Server 2012 R2サーバに前提条件のソフトウェアをインストールします。インストールを開始する前に、PlateSpin Serverのシステム要件およびサーバのインストールための一般的なガイドラインに精通していることを確認してください。
必要なMicrosoftソフトウェアコンポーネントをインストールするには:
ローカルユーザ管理者(LUA)アカウントを使用して目的のPlateSpin Serverホストにログインします。
サーバマネージャを使用して、Web Server (IIS)およびPlateSpin Serverが必要とするその他のソフトウェアをインストールしてください。
サーバマネージャを開きます。スタート]>[すべてのプログラム > 管理ツール > サーバマネージャの順に選択します。
サーバマネージャのツールバーで、管理>役割と機能の追加の順に選択します。
[役割と機能の追加]ウィザードで[インストールのタイプ]タブに進んだ後、ウィザードの処理を続行します。
[役割と機能の追加]ウィザード |
アクション |
---|---|
インストールのタイプ |
役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択し、次へをクリックします。 |
サーバの選択 |
目的のPlateSpin Serverホストを選択し、次へをクリックします。 |
サーバの役割 |
Web Server (IIS)を選択し、次へをクリックします。 |
Web Server (IIS)で必要な機能の追加のポップアッププロンプト |
管理ツールを含めるを選択し、機能の追加をクリックして選択内容を確認してから、[サーバの役割]ページで次へをクリックして、機能リストに進みます。 |
機能 |
Web Serverの機能のデフォルトセットをそのまま保持し、次に示すその他の必要な機能をそのサブ機能とともに追加して、次へをクリックします。 メモ:.NET 4.5はOSによってインストールされます。PlateSpin Serverは、ステップ 2.fでインストールする.NET 4.7.1を使用します。
|
Web Server (IIS) |
情報を読み、次へをクリックします。 |
役割サービス |
Web Serverのデフォルトの役割サービスセットはそのまま保持し、次に示すその他の必要な役割サービスをそのサブ役割サービスとともに追加して、次へをクリックします。 [Web Server (IIS)]>[役割サービス](23/43個をインストール済み):
|
確認 |
インストールする役割、役割サービス、機能を確認し、インストールをクリックします。 |
インストールが完了するまで待機した後、[役割と機能の追加]ウィザードを閉じます。
サーバマネージャを終了します。
目的のPlateSpin ServerホストにMicrosoft .NET Framework 4.7.1をダウンロードしてインストールします。
PlateSpin Migrateは、FIPS (Federal Information Processing Standards Publication 140-2)に準拠するデータ暗号化アルゴリズムをサポートしています。
FIPSに準拠していることが必要である場合、PlateSpin Serverをインストールする前に、目的のPlateSpin Serverホスト上でFIPSを有効にする必要があります。これは、ワークロードのオペレーティングシステムがFIPS準拠モードで実行していることを検出した場合のみ、PlateSpin MigrateがFIPS準拠モードで実行されるためです。
メモ:FIPS準拠モードは、パフォーマンスに影響を及ぼし、データ転送率を最大30%スローダウンさせる可能性があります。
FIPS準拠アルゴリズムを有効にする
PlateSpin Migrateホストのローカルセキュリティポリシーのセキュリティオプションに含まれるFIPS対応アルゴリズムを有効にします。
secpol.mscを実行し、ローカルポリシー]>[セキュリティオプションを参照します。
システム暗号化: 暗号化にFIPS対応アルゴリズムを使用セキュリティオプションを有効にします。
FIPSのASP.NETサポートを設定します。
ご使用のPlateSpin Serverホストの次のディレクトリにあるmachine.configファイルにアクセスします。
..Windows\Microsoft.Net\Framework\vX.X.XXXXX\Config
次の内容を<system.web>の下に追加します。
<machineKey validationKey="AutoGenerate,IsolateApps" decryptionKey="AutoGenerate,IsolateApps" validation="3DES" decryption="3DES"/>
PlateSpin Serverホストの下記に一覧表示されている各ディレクトリにあるweb.configファイルにアクセスし、各web.configファイルの<system.web>要素の下に次を追加します。
<machineKey validationKey="AutoGenerate,IsolateApps" decryptionKey="AutoGenerate,IsolateApps" validation="3DES" decryption="3DES"/>
PlateSpin Migrateインストールディレクトリ\PlateSpin Forge\web\
PlateSpin Migrateインストールディレクトリ\Web\
PlateSpin Migrateインストールディレクトリ\ConfigurationEditor.Web\
PlateSpin Migrateインストールディレクトリ\Protection.WebServices\
PlateSpin Migrateインストールディレクトリ\OfxWeb\