[接続設定の構成] ダイアログボックス (VT)
表示方法
-
VT端末セッションを開きます。
-
[ホスト接続]の下の[接続設定の構成]をクリックします。
このダイアログボックスから VT 接続の設定を指定できます。
接続方法
[ネットワーク] | ネットワーク経由でホスト接続を構成します。 |
[シリアルポート] | PC 上のシリアルポート経由でホスト接続を構成します。 |
[モデム] | モデム経由でホスト接続を構成します。モデムはまず Windows で構成する必要があります。 |
ネットワーク
ここのオプションは、[接続方式] で [ネットワーク] をオンにした場合にのみ有効です。
ネットワーク接続の種類
[Telnet] | PC を TCP/IP 接続上の仮想端末として使用する場合に選択します。 Telnet プロトコルが選択されている場合は、Kerberos または SSL/TLS を使用して安全な接続を構成できます。 |
[Secure Shell] | セキュリティが確保されていないネットワーク上で、信頼するホストと PC 間で安全な暗号化通信を行う場合に選択します。Secure Shell を選択すると、使用している PC とリモートホスト (複数可) 間のすべての接続が暗号化され、これらのマシン間で送信されるデータは保護されます。 |
[Rlogin] | PC を TCP/IP 接続上の仮想端末として使用する場合に選択します。 |
接続オプション
[ホスト名/IP アドレス] | 接続するホストを識別します。ホスト名、別名、または数値 IP アドレスを入力します。 メモ: IPv4アドレス(127.0.0.1の形式)とIPv6アドレス(2001:0db8:3c4d:0015:0000:0000:abcd:ef12の形式)の両方とも設定することができます。 |
[ユーザ名] | ホストに対してユーザまたはユーザの PC を識別させるための名前を入力します。 このオプションは、Secure Shell または Rlogin 接続の場合にのみ有効です。 |
[SSH 構成セクション] | これらの接続設定にわかりやすい名前でラベルを付け、他の Secure Shell セッションで利用できるようにします。 このフィールドを空白のままにした場合、いずれかの接続設定を変更すると、Reflectionは[ホスト名/IPアドレス]フィールドの値を使用して構成セクションを保存します。 |
[端末ウィンドウで SSH ユーザ認証を処理する] | SecureShell 接続には、ダイアログボックスの代わりに、端末ウィンドウにユーザ名とパスワードプロンプトを表示してください |
[セキュリティ] | Kerberos、Secure Shell、SOCKS、または SSL/TLS を使用して、データ通信の安全性を確保します。 |
[その他の設定] | その他の設定を構成します。 |
[シリアルポート]
ここのオプションは、[接続方式] で [シリアルポート] をオンにした場合にのみ有効です。
[使用するシリアルポート] | Reflection は、PC 上の使用できるシリアルポートを検出し、ここに表示します。 |
[パリティ] | このポート上のシリアルデバイスでのデータ送受信のパリティを設定します。 この設定では、転送文字ごとにパリティビットを生成するかどうかを決定します。パリティはデータ転送のエラー検出に使用され、スラッシュの前の数字は送られる各文字のデータビット数を示します。 国際文字セット、つまり 8 ビットコントロールを使用するには、[パリティ] を 8 ビットコントロールを提供する値のいずれかにセットする必要があります。通信リンクでパリティが生成される場合に [パリティ] を [8/なし] に設定すると、国際文字が画面に表示されます。この場合、[パリティ] を [8/偶数] または [8/奇数] に設定します。 |
[通信速度] | 選択したシリアルポート経由で Reflection がデータの送受信を行う速度を設定します。 通信速度の設定値は、使用する直接接続の通信速度と一致している必要があります。 |
[その他の設定] | その他の設定を構成します。 |
[モデム]
ここのオプションは、[接続方式] で [モデム] をオンにした場合にのみ有効です。
[使用するモデム] | Reflection は、PC に構成されたモデムを検出し、ここに表示します。 |
[電話番号] | 接続時にモデムにダイヤルさせる電話番号を入力します。電話番号は、使用するモデムの規則に従っている必要があります。 |
[国別コードと市内局番を使用する] | ダイヤルする番号の国別コードと市内局番 (または地域番号) を指定する場合は、このオプションをオンにします。 [国別コード]、[市内局番]、および [使用場所] オプションを使用しない場合は、このオプションをオフにします。 |
[国別コード] | 呼び出し先の国の国別コードを入力します。 |
[市内局番] | 呼び出し先の市内局番または地域番号を入力します。 |
[現在の場所] | あらかじめ定義してある使用場所から今回使用する場所を選択します。それらの場所は、[ダイヤルプロパティ] ダイアログボックスで定義されています。 |
[ダイヤルプロパティ] | [使用場所] 一覧に場所を追加、変更、または削除します。 |
[その他の設定] | その他の設定を構成します。 |
接続操作
セッションがホスト接続する前か後に、マクロを実行する、アプリケーションを起動する、Web ページを開く、電子メールメッセージを送信する、またはほかの動作を実行するようにセッションを構成できます。
[最初の接続の前にマクロまたは他の操作を実行する] | セッションファイルが開いた後、セッションが最初にホストに接続する前に接続操作を実行します(この操作は、セッションが自動的に接続するよう構成されていなくても実行されます)。 |
[アクションの選択] | 実行するアクション、またはホストに接続する前に実行するマクロを選択します。既定値では、[操作の選択] ウィンドウは、マクロを選択する画面で開きます。セッションが接続したときに異なる動作を実行する場合、作業画面から他の動作を選択することができます。 |
[最初の接続の後でマクロまたは他のアクションを実行する] | セッションが最初にホストに接続したとき、接続操作を実行するようにするには、このオプションをオンにします。 |
[アクションの選択] | 実行するアクション、またはホストに接続したときに実行するマクロを選択するためにクリックします。 |
[再接続時に実行する] | セッションが最初にホストに接続したとき、およびホストに再接続するたびに、接続動作を実行する場合はこのオプションをオンにします。 |
接続オプション
[自動的にホストに接続する] | 関連付けられたセッションドキュメントが開いたときすぐにホストへの接続を確立する場合に選択します。 |
[接続中に終了を許可する] | セッションがホストに接続されている時にワークスペースを閉じるようにする場合に選択します。 |
[接続が切断された場合] | Reflection から実行されていない切断の後の再接続オプションを指定します。 利用可能なオプション:
|
[全般] タブ ([その他の設定 - TELNET] ダイアログボックス)
表示方法
-
VT端末セッションを開き、次に[設定]ダイアログボックスを開きます。
-
[ホスト接続]の下の[接続設定の構成]をクリックします。
-
[接続方式]で[ネットワーク]をオンにします。
-
[ネットワーク接続の種類]で[Telnet]をオンにします。
-
[接続オプション]で[その他の設定]ボタンをクリックします。
オプションは次のとおりです。
[TCP ポート] | ほとんどの Telnet ホストは、外部からの接続を TCP ポート 23 で受け付けます。ホストが別のポートを使用する場合は、その番号をここで入力します。 |
[パリティ] | この設定では、転送文字ごとにパリティビットを生成するかどうかを決定します。パリティはデータ転送のエラー検出に使用され、スラッシュの前の数字は送られる各文字のデータビット数を示します。 国際文字セット、つまり 8 ビットコントロールを使用するには、[パリティ] を 8 ビットコントロールを提供する値のいずれかにセットする必要があります。通信リンクでパリティが生成される場合に [パリティ] を [8/なし] に設定すると、国際文字が画面に表示されます。この場合、[パリティ] を [8/偶数] または [8/奇数] に設定します。 |
[端末の種類] | 既定の端末を無効にするには、使用する値をここで選択するか、入力します。 一般に、端末の種類を変更する場合は、以下の特性を指定します。
ホストアプリケーションを正常に実行できない場合、Reflection とホスト間のやり取りが不適切である可能性があります。ホストが認識できない端末の種類を入力すると、認識可能な端末が指定されるまで、自動的に既定値が設定されます。 Telnet を介してネットワークモデムに接続する場合は、このオプションを利用できません。 |
[その他の設定- Secure Shell]ダイアログボックス
表示方法
-
VT端末セッションを開きます。
-
[ホスト接続]の下の[接続設定の構成]をクリックします。
-
[接続方式]で[ネットワーク]をオンにします。
-
[ネットワーク接続の種類]で[Secure Shell]をオンにします。
-
[接続オプション]で[その他の設定]ボタンをクリックします。
オプションは次のとおりです。
[パリティ] | この設定では、転送文字ごとにパリティビットを生成するかどうかを決定します。パリティはデータ転送のエラー検出に使用され、スラッシュの前の数字は送られる各文字のデータビット数を示します。 国際文字セット、つまり 8 ビットコントロールを使用するには、[パリティ] を 8 ビットコントロールを提供する値のいずれかにセットする必要があります。通信リンクでパリティが生成される場合に [パリティ] を [8/なし] に設定すると、国際文字が画面に表示されます。この場合、[パリティ] を [8/偶数] または [8/奇数] に設定します。 |
[通信速度] | ネットワーク接続経由で Reflection がデータの送受信を行う速度を選択します。 |
[端末の種類] | 既定の端末を無効にするには、使用する値をここで選択するか、入力します。 一般に、端末の種類を変更する場合は、以下の特性を指定します。
ホストアプリケーションを正常に実行できない場合、Reflection とホスト間のやり取りが不適切である可能性があります。ホストが認識できない端末の種類を入力すると、認識可能な端末が指定されるまで、自動的に既定値が設定されます。 |
[タイムアウト] | Reflection が継続して接続を試みる時間 (接続待ち時間) をミリ秒単位で指定します。最大値は 65535 です。この待ち時間はホスト名が処理されてから始まります。つまり、遅延が生じ、通常は指定した値より数秒長くかかります。 ゼロ (既定値) に設定した場合、待ち時間に対する Reflection の動作は、Windows オペレーティングシステムによって決定されます。 |
[セッション数の制限] | Telnet 接続に許可するセッションの最大数を選択します。 |
[切断時に閉じる] | オンにすると、ホストから切断した時にセッションドキュメントが閉じられます。 |
[ホストウィンドウサイズを設定する] | オンにすると、行数と件数は、変更されるたびに Telnet ホストに送信されます。これによって、ウィンドウサイズが変更されても、ホストはカーソルを適切に制御することができます。 |
[ダイナミック端末サイズ] | オンにすると、ユーザが端末ウィンドウのサイズを変更した場合に、画面の行数と桁数が動的に更新されます。また、Telnet サーバとアプリケーションが NAWS (Negotiate About Window Size) に対応している必要があります。対応していない場合は、表示上の問題が発生する可能性があります。 メモ: 座標のインジケータ(ステータスバーの左隅)にマウスカーソルを移動すると、端末ウィンドウの画面サイズを簡単に確認できます。ただし、Telnet接続およびSecure Shell接続では、[ダイナミック端末サイズ]チェックボックスが選択されていると「自動」と表示されます。 |
[その他の設定- RLOGIN]ダイアログボックス
表示方法
-
VT端末セッションを開きます。
-
[ホスト接続]の下の[接続設定の構成]をクリックします。
-
[接続方式]で[ネットワーク]をオンにします。
-
[ネットワーク接続の種類]で[Rlogin]を選択します。
-
[接続オプション]で[その他の設定]ボタンをクリックします。
オプションは次のとおりです。
[TCP ポート] | Rlogin を介してホストに接続すると、通常、ホストは外部からの接続を TCP ポート 513 で受け付けます。ホストが別のポートを使用する場合は、その番号をここで入力します。 |
[パリティ] | この設定では、転送文字ごとにパリティビットを生成するかどうかを決定します。パリティはデータ転送のエラー検出に使用され、スラッシュの前の数字は送られる各文字のデータビット数を示します。 国際文字セット、つまり 8 ビットコントロールを使用するには、[パリティ] を 8 ビットコントロールを提供する値のいずれかにセットする必要があります。通信リンクでパリティが生成される場合に [パリティ] を [8/なし] に設定すると、国際文字が画面に表示されます。この場合、[パリティ] を [8/偶数] または [8/奇数] に設定します。 |
[通信速度] | ネットワーク接続経由で Reflection がデータの送受信を行う速度を選択します。 |
[端末の種類] | 既定の端末を無効にするには、使用する値をここで選択するか、入力します。 一般に、端末の種類を変更する場合は、以下の特性を指定します。
ホストアプリケーションを正常に実行できない場合、Reflection とホスト間のやり取りが不適切である可能性があります。ホストが認識できない端末の種類を入力すると、認識可能な端末が指定されるまで、自動的に既定値が設定されます。 |
[タイムアウト] | Reflection が継続して接続を試みる時間 (接続待ち時間) をミリ秒単位で指定します。最大値は 65535 です。この待ち時間はホスト名が処理されてから始まります。つまり、遅延が生じ、通常は指定した値より数秒長くかかります。 ゼロ (既定値) に設定した場合、待ち時間に対する Reflection の動作は、Windows オペレーティングシステムによって決定されます。 |
[セッション数の制限] | Telnet 接続に許可するセッションの最大数を選択します。 |
[切断時に閉じる] | オンにすると、ホストから切断した時にセッションドキュメントが閉じられます。 |
[その他の設定-シリアルポート]ダイアログボックス
表示方法
-
VT端末セッションを開きます。
-
[ホスト接続]の下の[接続設定の構成]をクリックします。
-
[接続方式]で[シリアルポート]を選択します。
-
[シリアルポート]で[その他の設定]ボタンをクリックします。
メモ
モデム接続のフロー制御は、[その他の設定-モデム]ダイアログボックスで設定します。
[フロー制御]
シリアルデバイスが処理できるよりも速い速度で、Reflection がデータをシリアルデバイスに送信する可能性があります。 また、Reflection が処理できるよりも速い速度で、シリアルデバイスがデータを Reflection に送信する可能性もあります。
これが長く続くと、動作が遅いシステムではバッファがオーバフローしてデータが失われてしまいます。シリアルデバイスが [XON/XOFF] ハンドシェークを認識する場合、この値を[Xon/Xoff]のままにしておくことにより、バッファのオーバフロー防ぐことができます。
[Xon/Xoff] 送信フロー制御機能は次のような働きをします。
-
受信バッファの空き容量が少なくなると、送信停止の信号として XOFF (DC3) 文字が送信されます。
-
受信バッファに蓄積された文字のほとんどが処理された後は、送信再開の信号として XON (DC1) 文字が送信されます。
2 つのシステムは、すべてのデータが送信されるまで、この「停止と再開」を継続します。
[ハードウェア] を選択すると、RS-232 シリアルケーブルの RTS および CTS ピンにより、データフローが制御されます。
[フロー制御] の [受信] と [送信] が両方とも [なし] に設定されており、VT シリーズ端末をエミュレートしている場合、Hold Session (VtF1) は機能しません。
送信 | 該当するポート上のシリアルデバイスにReflectionがデータを送信する際に使用されるフロー制御方法を選択します。 |
受信 | 該当するポート上のシリアルデバイスがReflectionにデータを送信する際に使用されるフロー制御方法を選択します。 |
文字送信の遅延時間 | ホストの受信速度を上回る速さでReflectionからホストへデータが送信される場合があります。たとえば、クリップボードのテキストをEDTなどのホストエディタへ貼り付けた場合、ホストのバッファがいっぱいになってしまう可能性があります。 文字間の遅延を設定しておけば、一連のブロックの文字をホストに送信する際、各文字の後の Reflection の待ち時間を指定できます。 ここで設定した遅延時間は、ファイル転送時の文字送信にも影響を与えます。例えば、通信速度 9600 で遅延時間を 3 に設定すると、実際のデータ転送速度は約 2400 ビット/秒に低下します。 VMS ホストの場合、端末の HOSTSYNC 特性を設定すると、データ貼り付け時のホストバッファのオーバフローを回避できます。その場合、DCL プロンプトに SET TEMINAL/HOSTSYNC というコマンドを入力してください。下位互換性を確保できるよう、1 字送信の遅延時間として最大 255 まで指定できます。ただし、Reflection では最大値が必ず 100 に設定されます。 |
行送信の遅延時間 | Reflectionが復帰文字 (行区切り文字) を送信してから次の行を送信するまでの遅延時間を指定します。 この設定は、WRQ/Reflection プロトコルを使用したファイル転送時のフレーム間遅延にも影響します。X.25 接続でのファイル転送に問題が生じた場合、遅延を設けるとうまくいく場合があります。 |
スレッドI/Oを使用する | オンにすると、I/O (入出力) 処理専用のスレッドへ通信要求が送られるので、処理速度を向上できます。 |
[詳細設定] タブ ([その他の設定 - TELNET] ダイアログボックス)
表示方法
-
VT端末セッションを開き、次に[設定]ダイアログボックスを開きます。
-
[ホスト接続]の下の[接続設定の構成]をクリックします。
-
[接続方式]で[ネットワーク]をオンにします。
-
[ネットワーク接続の種類]で[Telnet]をオンにします。
-
[接続オプション]で[その他の設定]ボタンをクリックします。
オプションは次のとおりです。
[セッション数の制限] | Telnet 接続に許可するセッションの最大数を選択します。 |
[端末の既定] | Telnet サーバがこの情報を要求し、[端末の種類] の現在の設定値を認識できない場合に、Telnet サーバにバックアップとして送信する値を入力します。 メモ: ホストの中には、指定された端末の種類を使用して接続することができるにもかかわらず、ネゴシエーション中にこの値を無視して[端末の既定]で指定されているバックアップ値を使用して接続するものがあります。この動作を避けるには、[端末の既定] に空の文字列 ("") を設定します。 |
[ローカルポートに結合する] | ホストとの通信に Reflection が使用する特定のローカルポートを選択する際にオンにします。 このオプションをオンにしないと、Reflection は次に利用可能なポートを使用します。 |
[ローカルポート] | ローカルポートを指定します。 このオプションをゼロに設定すると、Reflection は次に利用可能なポートを使用します。 |
[LFをCRの後に送信する] | 「本物」の Telnet ホストは、各行の終わりに、端末 (この場合は Reflection) から CrNu (carriage return/null) 文字列が送信されることを前提として動作します。ただし、インターネット上には「本物」ではない Telnet ホストも接続されており、各行の終わりに Cr と Lf (改行) 文字が送信されるものとして動作します。このような種類の Telnet ホストへ接続する場合は、このオプションをオンにしてください。 |
[Telnet 実行場所] | (オプション) セッションに関する説明文を半角で最大 41 文字まで入力できます。例えば、PC の場所、コンピュータ名、IP アドレスなどを含めます。 この機能は、Telnet 接続が対応している SEND-LOCATION オプション (RFC779) を使用します。 このボックスに情報を入力して[Telnet 実行場所]オプションを有効にしないかぎり、ReflectionではWILL SENDコマンドは開始されません。 |
[その他の設定-モデム]ダイアログボックス
表示方法
-
VT端末セッションを開きます。
-
[ホスト接続] の下の [接続設定の構成] をクリックします。
-
[接続方式] で [モデム] をオンにします。
-
[モデム]で[その他の設定]ボタンをクリックします。
このダイアログボックス内の設定値では、[使用するモデム] リストで現在選択されているモデムを制御します。別のモデムに切り替えると、それらの設定値は切り替え先のモデムに適用されます。
[接続モード] | モデム接続時の動作を選択します。
|
[通信速度] | 選択したモデム経由で Reflection がデータの送受信を行う速度を設定します。 既定の通信速度はWindowsのコントロールパネルからアクセスできる[モデムのプロパティ]または[電話とモデムのオプション]ダイアログボックスで指定される値であり、それはモデムのインストール時に定義されます。 モデム経由でホストに接続する時は、別の通信速度の選択が必要な場合もあります。最高通信速度は、使用するモデムの種類、通信回線の質やその長さなど多くの要素によって左右されます。 |
[パリティ] | この接続経由によるデータ伝送のパリティを設定します。 この設定では、転送文字ごとにパリティビットを生成するかどうかを決定します。パリティはデータ転送のエラー検出に使用され、スラッシュの前の数字は送られる各文字のデータビット数を示します。 国際文字セット、つまり 8 ビットコントロールを使用するには、[パリティ] を 8 ビットコントロールを提供する値のいずれかにセットする必要があります。通信リンクでパリティが生成される場合に [パリティ] を [8/なし] に設定すると、国際文字が画面に表示されます。この場合、[パリティ] を [8/偶数] または [8/奇数] に設定します。 |
[フロー制御] | シリアルデバイスが処理できるよりも速い速度で、Reflection がデータをシリアルデバイスに送信する可能性があります。 また、Reflection が処理できるよりも速い速度で、シリアルデバイスがデータを Reflection に送信する可能性もあります。 これが長く続くと、システムのバッファがオーバフローしてデータが失われてしまいます。シリアルデバイスが XON/XOFF ハンドシェークを認識する場合、この値を [Xon/Xoff] のままにしておくことにより、バッファのオーバフロー防ぐことができます。 Xon/Xoff送信フロー制御機能は次のような働きをします。
|
[送信] | 該当するポート上のシリアルデバイスに Reflection がデータを送信する際に使用されるフロー制御方法を選択します。 |
[受信] | 該当するポート上のシリアルデバイスが Reflection にデータを送信する際に使用されるフロー制御方法を選択します。 |
文字送信の遅延時間] | ホストの受信速度を上回る速さで Reflection からホストへデータが送信される場合があります。例えば、クリップボードのテキストをホストエディタ (EDT など) へ貼り付けた場合、ホストのバッファがいっぱいになってしまう可能性があります。 文字間の遅延を設定しておけば、一連のブロックの文字をホストに送信する際、各文字の後の Reflection の待ち時間を指定できます。 ここで設定した遅延時間は、ファイル転送時の文字送信にも影響を与えます。例えば、通信速度 9600 で遅延時間を 3 に設定すると、実際のデータ転送速度は約 2400 ビット/秒に低下します。 VMS ホストの場合、端末の HOSTSYNC 特性を設定すると、データ貼り付け時のホストバッファのオーバフローを回避できます。その場合、DCL プロンプトに SET TEMINAL/HOSTSYNC というコマンドを入力してください。下位互換性を確保できるよう、1 字送信の遅延時間として最大 255 まで指定できます。ただし、Reflection では最大値が必ず 100 に設定されます。 |
[行送信の遅延時間] | Reflection が復帰文字 (行区切り文字) を送信してから次の行を送信するまでの遅延時間を指定します。 この設定は、WRQ/Reflection プロトコルを使用したファイル転送時のフレーム間遅延にも影響します。X.25 接続でのファイル転送に問題が生じた場合、遅延を設けるとうまくいく場合があります。 |
説明