PlateSpin Migrateを使用すると、ネットワークIDおよびマイグレーションターゲットのワークロードのドメイン登録を管理し、関連する初期設定をマイグレーションジョブの一部として指定できます。デフォルトでは、ソースワークロードのネットワークIDおよびドメイン登録を保持するようにジョブが設定されます。このデフォルト設定は、マイグレーションジョブの目的に沿うように変更できます。
ワークロードを別のドメインに移行したり、ドメインから外したり、ドメインに含まれるワークロードのホスト名を変更したりする場合は特に、マイグレーションターゲットのネットワークIDを適切に設定することが重要です。
ターゲットワークロードのネットワークIDオプションを設定する方法:
[ジョブ]ビューで、必要なワークロードを選択します。
[マイグレーションジョブ]ウィンドウの[Network Configuration (ネットワーク環境設定)]セクションで、ネットワークIDをクリックします。
オプションを指定し、OKをクリックします。
ターゲットマシンがWindowsまたはLinuxかによって、設定オプションは変化します。設定オプションの詳細については、次の各項を参照してください。
以下の設定を使用して、ターゲットWindowsワークロードのネットワークIDを設定します。
ホスト名: ターゲットマシンの希望するホスト名を指定します。 新しいSIDの生成: このオプションが選択されると、ターゲットワークロードは、新しいシステム識別子(SID)を割り当てます。資格情報は、Windows 2008システムにのみ必要で、ローカルの(埋め込まれた)管理者アカウントの資格情報でなければなりません。このアカウントがローカルにソース上で名前を変更された場合、新しい名前を提供します。 メンバー(ドメイン/ワークグループ): 必要なオプションを選択し、ターゲットマシンを参加させるドメインまたはワークグループの名前を入力します。 ソースサーバのドメイン登録を保持: ドメイン登録を保持し、ソースサーバのドメイン登録がマイグレーション時にそのままになるようにします。このオプションを無効にすると、ソースマシンのドメインアカウントがターゲットマシンに転送されます。ソースサーバは、ドメイン上にそのまま表示されますが、接続は有効ではありません。 ドメイン資格情報: ターゲットマシンがドメインに属している場合は、ドメインにサーバを追加するための許可を持つユーザアカウント(Domain AdminsグループまたはEnterprise Adminsグループのメンバーなど)の有効な資格情報を指定します。 |
以下の設定を使用して、必要に応じてターゲットLinuxワークロードのネットワークIDとDNSサーバアドレスを指定します。
ネットワーク識別情報タブ: ターゲットサーバの希望するホスト名を指定します。 DNSタブ: 追加、編集、および削除ボタンを使用して、新しい仮想マシンのDNSサーバエントリを管理します。 |
Migrate Webインタフェースには、選択したターゲット固有のターゲットネットワーク環境設定オプションが表示されます。ターゲットワークロードのテスト設定には、必要に応じて異なるネットワーク値を指定できます。
ターゲットワークロードの詳細の編集ページで、ターゲットのワークロード設定 > ネットワーク接続の順に移動します。
ターゲットプラットフォーム上のターゲットワークロードに応じて、ネットワーク接続の設定を変更します。
パラメータ |
説明 |
---|---|
IPアドレス |
DHCPを指定するか、ネットワーク接続ごとにIPアドレスを入力します。 |
DNSサーバ |
静的を選択した場合は、DNSサーバに関する情報を指定します。 |
Azureの場合、次の追加設定を行います。
パラメータ |
説明 |
---|---|
対象項目 |
ワークロードに複数のNICがある場合は、マイグレートするNICごとに含めるを選択します。
使用可能なNICは、ターゲットワークロードのテスト設定のNICに適用されます。 |
ネットワークとサブネット |
各NICについて、使用するネットワークとそのネットワークのサブネットを指定します。 |
プライマリ接続 |
NICが複数ある場合は、含まれるNICの1つをプライマリ接続として使用するように指定します。デフォルトのプライマリ接続は、リストの最初のNICです。 |
パブリックIP |
Azure VPNを使用しない場合、プライマリNICにはAzureによって自動的に割り当てられるパブリックIPアドレスが必要です。 |
Resource Group |
NICに使用するリソースグループを入力または選択します。Azureリソースグループ設定がデフォルトです。 |
vCloud: [ターゲットのワークロード設定] > [ネットワーク接続]
VMware Cloud on AWS: [ターゲットのワークロード設定] > [ネットワーク接続]
VMware: [ターゲットのワークロード設定] > [ネットワーク接続]
(オプション)ターゲットのワークロードテスト設定 > ネットワーク接続の順に移動し、ターゲットプラットフォームに応じてターゲットVMテスト設定を変更します。
vCloud: [ターゲットのワークロードテスト設定] > [ネットワーク接続]
VMware Cloud on AWS: [ターゲットのワークロードテスト設定] > [ネットワーク接続]
VMware: [ターゲットのワークロードテスト設定] > [ネットワーク接続]
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