PlateSpin Migrate Webインタフェースを起動します。
[ワークロード]ページで、設定するワークロードを選択します。
Configure Migration (マイグレーションの設定)をクリックします。
ソースからターゲットへ転送するデータの範囲に基づいて、次のいずれかを選択します。
Full Replication (フルレプリケーション): ソースからターゲットへのフルボリュームのデータ転送が実行されます。
Incremental Replication (増分レプリケーション): ソースからターゲットに対して差分のみが転送されます。この時、ソースとターゲットは同様のオペレーティングシステムとボリュームプロファイルを使用している必要があります。
ソースデータのマイグレート先のターゲットとして以前設定した、VMホストを選択します。 パスフレーズプロンプトを.
必要なターゲットがまだ設定されていない場合は、ターゲットの追加をクリックし、ターゲットを設定してから、再度ワークロードを設定してください。詳細については、「セクション 21.0, ターゲットプラットフォームの検出」を参照してください。
Configure Migration (マイグレーションの設定)をクリックします。
次の設定を行います。
設定名 |
説明 |
---|---|
スケジュール設定 |
|
増分反復 |
次の項目を指定します。
|
Full Replication (フルレプリケーション) |
次のいずれかの操作を行います。
メモ:スケジュールされた時刻より前にワークロードを準備する必要があります。ターゲットVMが存在し、かつワークロードの準備が完了していない限り、完全レプリケーションは実行できません。Migrateは、スケジュール済みの完全レプリケーションをスキップし、次のスケジュール時刻に再試行します。 |
ブラックアウト期間 |
レプリケーションの停止を強制するには、次の設定を使用します。レプリケーションの停止によって、ピーク利用時間におけるスケジュールされたレプリケーションの実行を一時停止したり、VSS対応ソフトウェアとPlateSpin VSSのブロックレベルデータ転送コンポーネント間の競合を防いだりすることができます。 ブラックアウト期間を指定するには、Edit (編集)をクリックして、次の操作を行います。
メモ:ブラックアウトの開始時間と終了時間は、PlateSpin Serverのシステムクロックに基づきます。 |
圧縮レベル |
これらの設定は、ソースとターゲットのワークロード間の転送時にデータ圧縮するかどうか、および適用されるデータ圧縮のレベルを制御します。データ圧縮を参照してください。次のいずれかのオプションを選択します。
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帯域幅制限 |
これらの設定は、帯域幅制限を制御します。PlateSpin Migrateは、ワークロードマイグレーションの過程で、直接の送信元-対-送信先の通信により、使われる帯域幅の量を制御できるようにします。各マイグレーションジョブの処理量を指定できます。スロットリングは、マイグレーショントラフィックでの生産ネットワークの輻輳の回避を可能にし、PlateSpin Serverの全体的な負荷を軽減します。 レプリケーションを指定の速度に制限するには、必要な処理量の値(Mbps)と時間パターンを指定してください。 |
マイグレーションの設定 |
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転送方法 |
(Windowsワークロードの場合)データ転送メカニズムおよび暗号化によるセキュリティを選択します。詳細については、セクション 2.2, サポートされるデータ転送方法を参照してください。 暗号化を有効にするには、データ転送の暗号化オプションを選択します。セクション 2.3, セキュリティとプライバシーを参照してください。 メモ:Offline Transfer with Temporary Boot Environment (一時ブート環境でのオフライン転送)転送方式は、Webインタフェースでは適用できません。 |
暗号の転送 |
(Linuxワークロードの場合)暗号化を有効にするには、データ転送の暗号化オプションを選択します。詳細については、セクション 2.3, セキュリティとプライバシーを参照してください。 |
ソース資格情報 |
ワークロードにアクセスするために必要な資格情報を指定します。詳細については、セクション 22.3, ソースワークロードの検出ガイドラインを参照してください。 |
CPU |
(最小のVMハードウェアレベル 8でサポートされている、VMwareバージョン 5.1以降を使用するvCloudおよびVMプラットフォームへのマイグレーションの場合)ターゲットワークロードに対し、ソケット数およびソケットあたりのコア数を指定します。合計コア数は自動的に計算されます。このパラメータは、Full Replication (フルレプリケーション)という初期レプリケーション設定とともに、ワークロードの初期セットアップで適用されます。 メモ:ワークロードが使用できるコアの最大数は、外部的な要因によって変わります。たとえば、ゲストオペレーティングシステム、VMのハードウェアバージョン、ESXiホストのVMwareライセンス、vSphereのESXiホストにある計算リソースの上限(ESXi/ESX環境設定の上限(VMwareナレッジベースの記事1003497)を参照)などです。 ゲストOSのディストリビューションによっては、コア数およびソケットあたりのコア数の設定が遵守されない場合があります。たとえば、SLES 10 SP4を使用するゲストOSは、インストール時の元のコア数およびソケット設定を保持しますが、それ以外のSLESおよびRHELのディストリビューションは環境設定を遵守します。 |
CPUの数 |
(VMware 4.1を使用するVMプラットフォームへのマイグレーションの場合)ターゲットワークロードに割り当てる必要があるvCPU (仮想CPU)の数を指定します。このパラメータは、Full (フル)レプリケーションという初期レプリケーション設定とともに、ワークロードの初期セットアップで適用されます。各vCPUは、VMプラットフォーム上のゲストOSには、1つのコア、1つのソケットとして表示されます。 |
Resource Pool for Target VM (ターゲットVMのリソースプール) |
(DRSクラスタの一部であるVMプラットフォームへのマイグレーションの場合)マイグレートされたVMを作成するリソースプールの場所を指定します。 |
VM Folder for Target VM (ターゲットVMのVMフォルダ) |
(DRSクラスタの一部であるVMプラットフォームへのマイグレーションの場合)マイグレートされたVMを作成するVMフォルダの場所を指定します。 |
仮想マシン名 |
新しい仮想マシン用の表示名を指定します。 |
Configuration File Datastore (環境設定ファイルのデータストア) |
VM環境設定ファイルの保存用に、VMに関連付けられているデータストアを選択します。 |
Virtual Machine Configuration Path (仮想マシンの設定パス) |
ターゲット仮想マシン上の環境設定ファイルのパスを指定します。 |
ディスク |
ターゲット仮想マシン上のハードディスクのパスを指定します。 |
ボリューム |
マイグレーションのターゲットに含めるボリュームを選択します。 |
NTFSクラスタサイズ |
(ファイルベースのWindowsワークロードの場合)NTFSボリュームのクラスタサイズを指定します。NTFSボリュームに対するデフォルトクラスタサイズについては、Microsoftサポートのナレッジベースの記事140365を参照してください。 |
Non-volume Storage (非ボリュームストレージ) |
(Linuxワークロードの場合)ソースワークロードに関連付ける、スワップパーティションなどの非ボリュームストレージを指定します。このストレージは、マイグレートされたワークロードで再作成されます。 |
Disks For Volume Groups(ボリュームグループのディスク) |
(Linuxワークロードの場合)ターゲットマシン上の仮想ディスク作成場所となるデータストアの名前とパスを指定します。デフォルトで指定されているパスをそのまま使用することもできます。 |
Volume Groups (ボリュームグループ) |
(Linuxワークロードの場合)マイグレーション設定の[Converted Logical Volumes (変換された論理ボリューム)]セクションにリストされているLVM論理ボリュームと一緒にマイグレートするLVMボリュームグループを指定します。 |
Converted Logical Volumes (変換された論理ボリューム) |
(Linuxワークロードの場合)Linuxワークロードについてマイグレートされる1つ以上のLVM論理ボリュームを指定します。 |
ターゲットのレプリケーションネットワーク |
レプリケーショントラフィックに使用するターゲット上のネットワークインタフェース(NICまたはIPアドレス)を指定します。 |
ソースのレプリケーションネットワーク |
レプリケーショントラフィックに使用する送信元の1つまたは複数のネットワークインタフェース(NICまたはIPアドレス)を指定します。 |
Services to Stop Before Any Replication(任意のレプリケーションの前に停止するサービス) |
(Windowsワークロードの場合)ソース上でVSSスナップショットがキャプチャされている最中は、VSSに準拠していないすべてのサービスやアンチウイルスをソース上で一時的に停止することをお勧めします。ソース上でVSSスナップショットがキャプチャされている最中にソース上で一時的に停止するWindowsサービスを選択します。これらのサービスは、VSSスナップショットの作成が完了すると同時に再開されます。 |
Services to Stop for Cutover with Replication (レプリケーションとのカットオーバーのために停止するサービス) |
(Windowsワークロードの場合)任意のレプリケーションとのカットオーバーのためにソースワークロード上で永続的に停止する必要があるWindowsサービスを選択します。レプリケーションプロセス時にソースワークロード上で停止されたサービスは、後で再開されます。これは、カットオーバーのテストには適用されません。 |
Daemons to Stop Before Any Replication(任意のレプリケーションの前に停止するデーモン) |
(Linuxワークロードの場合)レプリケーションの前にソースワークロード上で一時的に停止する必要があるLinuxデーモンを選択します。これらのデーモンは、レプリケーションの完了後に再開されます。 |
Daemons to Stop for Cutover with Replication (レプリケーションとのカットオーバーのために停止するデーモン) |
(Linuxワークロードの場合)レプリケーションによるカットオーバーのためにソースワークロード上で永続的に停止する必要があるLinuxデーモンを選択します。レプリケーションプロセス時にソースワークロード上で停止されたデーモンは、カットオーバー後に再開されません。停止されたデーモンは、カットオーバーのテスト後に再開されます。 |
Target Workload Settings (ターゲットワークロードの設定) (これらの設定は、カットオーバーの実行時に適用される) |
|
VMメモリ |
ターゲットワークロードに割り当てられるメモリの量を指定します。 |
VMツール |
VMツールをインストールするには、Install VM Tools (VMツールのインストール)オプションを選択します。このオプションはデフォルトで選択されています。 |
ホスト名 |
次のいずれかの操作を行います。
|
システム識別子(SID) - (この設定は、Windows Server 2008およびWindows Server 2003にのみ適用可能) |
Windows Server 2003ターゲットワークロードコンピュータに対して新しいSIDを生成する前に、以下を実行する必要があります。
ターゲットワークロードの新しいシステム識別子を生成するには、Webインタフェースの[Target Workload Test Settings (ターゲットワークロードのテスト設定)]セクションでGenerate New System Identifier (SID) (新しいシステム識別子(SID)の生成)を選択します。Windows Server 2008の場合、ローカル管理者のアカウント資格情報を指定する必要があります。このアカウントがローカルにソース上で名前を変更された場合、新しい名前を提供します。 |
ドメイン/ワークグループ |
(Windowsワークロードの場合)ソースワークロードがワークグループとドメインのどちらに属しているかに応じて、次のいずれかが表示されます。
ターゲットワークロードが参加する場所に応じて、次のいずれかの操作を行います。
|
ドメイン資格情報 |
(Windowsワークロードの場合) Join Domain (ドメインに参加)を選択した場合、ドメイン管理者の資格情報を指定します。 |
Network Connections |
ローカルエリア接続を選択した後、次のいずれかを選択します。
複数のNICを備えたWindowsワークロードの場合は、各NICの接続を選択します。 |
DNSサーバ |
ターゲットワークロードのDNSサーバを指定します。これは、Network Connections (ネットワーク接続)オプションでStatic (静的)を選択した場合にのみ適用されます。
|
Services States on Target VM (ターゲットVMのサービス状態) |
(Windowsワークロードの場合)ターゲットVMでWindowsサービスの起動条件を選択します。起動オプションは、自動、手動、無効、および自動(遅延起動)です。 |
Daemons States to Change (変更するデーモン状態) |
(Linuxワークロードの場合)ターゲットVMでLinuxデーモンの起動条件を選択します。適切な実行レベル(0~6)と[ブート]のチェックボックスを選択することによって、デーモンの起動を有効にします。 |
Target Workload Test Settings (ターゲットワークロードのテスト設定) (これらの設定は、カットオーバーのテスト時に適用される) |
|
ターゲットのワークロード設定のコピー |
|
[Target Workload Settings (ターゲットワークロードの設定) (これらの設定は、カットオーバーの実行時に適用される)]セクションから[Target Workload Test Settings (ターゲットワークロードのテスト設定) (これらの設定は、カットオーバーのテスト時に適用される)]セクションへワークロード設定を自動的にコピーするには、ターゲットのワークロード設定のコピーオプションをクリックします。 |
|
VMメモリ |
ターゲットワークロードに割り当てられるメモリの量を指定します。 |
VMツール |
VMツールをインストールするには、Install VM Tools (VMツールのインストール)オプションを選択します。 このオプションはデフォルトで選択されています。 |
ホスト名 |
次のいずれかの操作を行います。
|
システム識別子(SID) - (この設定は、Windows Server 2008およびWindows Server 2003にのみ適用可能) |
Windows Server 2003ターゲットワークロードコンピュータに対して新しいSIDを生成する前に、以下を実行する必要があります。
ターゲットワークロードの新しいシステム識別子を生成するには、Webインタフェースの[Target Workload Test Settings (ターゲットワークロードのテスト設定)]セクションでGenerate New System Identifier (SID) (新しいシステム識別子(SID)の生成)を選択します。Windows Server 2008の場合、ローカル管理者のアカウント資格情報を指定する必要があります。このアカウントがローカルにソース上で名前を変更された場合、新しい名前を提供します。 |
ドメイン/ワークグループ |
(Windowsワークロードの場合)ソースワークロードがワークグループとドメインのどちらに属しているかに応じて、次のいずれかが表示されます。
ターゲットワークロードが参加する場所に応じて、次のいずれかの操作を行います。
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ドメイン資格情報 |
(Windowsワークロードの場合) Join Domain (ドメインに参加)を選択した場合、ドメイン管理者の資格情報を指定します。 |
Network Connections |
ネットワーク接続を選択した後、次のいずれかを選択します。
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DNSサーバ |
ターゲットワークロードのDNSサーバを指定します。これは、Network Connections (ネットワーク接続)オプションでStatic (静的)を選択した場合にのみ適用されます。
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Services States on Target VM (ターゲットVMのサービス状態) |
(Windowsワークロードの場合)ターゲットVMで自動的に停止する必要があるWindowsサービスを選択します。 |
Daemons States to Change (変更するデーモン状態) |
(Linuxワークロードの場合)ターゲットVMで自動的に停止する必要があるLinuxデーモンを選択します。 |
タグ |
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タグ |
ワークロードに割り当てるタグを選択します。詳細については、「セクション 7.2, ワークロードタグの管理」を参照してください。 |
(オプション)ターゲットを変更するには、Change Target (ターゲットの変更)をクリックします。
メモ:ターゲットを変更すると、指定したすべての設定が消去されます。
次のいずれかの操作を行います。
保存をクリックして、設定を保存します。
Save and Prepare (保存および準備)をクリックして設定を保存し、ワークロードマイグレーションの準備を開始します。
キャンセルをクリックして終了します。