Migrateにワークロードを追加する前に、ご使用の環境のシステムが満たす必要のあるソフトウェア、ネットワーク、およびファイアウォールの必要条件については、以下の該当する方を参照してください。
検出およびインベントリプロセス: セクション 2.6.1, 検出の要件
-または-
Migrate Agentを使用した登録: セクション 2.6.2, ワークロード登録の要件
表 22-2では、ワークロードの検出パラメータのマシンタイプ選択、資格情報形式、および構文に関するガイドラインを示します。
表 22-2 ソースワークロードを対象とするマシンタイプと資格情報のガイドライン
検出対象 |
コンピュータのタイプ |
資格情報 |
備考 |
---|---|---|---|
Windowsのすべてのワークロード |
Windows |
ローカルまたはドメインの管理者資格情報 |
ユーザ名には次のフォーマットを使用します。
|
Linuxのすべてのワークロード |
Linux |
ルートレベルのユーザ名とパスワード |
非rootユーザアカウントはsudoを使用するように適切に設定されている必要があります。ナレッジベースの記事7920711を参照してください。 |
AWS内のWindowsワークロード(VPN接続なし、AWSからAzureまたはvCloudへのC2Cマイグレーション) |
Windows |
AWSからのC2Cマイグレーションの場合、RDPを使用してAWSのソースWindowsワークロードにログインし、Migrate Agentユーティリティを使用してワークロードを登録します。詳細については、「セクション 22.7.1, Migrate AgentによるWindowsワークロードの登録と検出」を参照してください。 |
|
AWS内のLinuxワークロード(VPN接続なし、AWSからAzureまたはvCloudへのC2Cマイグレーション) |
Linux |
rootレベルのアクセス権を持つユーザ名とAWS EC2キーペア用に作成した秘密鍵ファイル |
AWSからのC2Cマイグレーションの場合、SSHを使用してAWSのソースLinuxワークロードにログインし、Migrate Agentユーティリティを使用してワークロードを登録します。詳細については、「セクション 22.7.1, Migrate AgentによるWindowsワークロードの登録と検出」を参照してください。 非rootユーザアカウントはsudoを使用するように適切に設定されている必要があります。ナレッジベースの記事7920711を参照してください。 メモ:AWSのAMIイメージの場合、sudoを使用するように自動的に設定されているデフォルトの非rootユーザシステムアカウントを使用します。Migrate Agentコマンドを実行するには、sudo -iコマンドを実行してrootシェルにアクセスしてから、Migrate Agentコマンドを実行します。 |