実行時の読み込み

Silk Test Flex オートメーション ランチャを使用して、実行時に Flex オートメーション サポートを読み込むことができます。このアプリケーションは、オートメーション ライブラリを使用してコンパイルされており、SWFLoader クラスを使用してユーザーのアプリケーションを読み込みます。これにより、SWF ファイルにオートメーション ライブラリをコンパイルしなくても、アプリケーションが自動的にテストに対して有効化されます。Silk Test Flex オートメーション ランチャは、HTML および SWF のファイル形式で利用できます。

制限事項

  • Flex オートメーション ランチャ アプリケーションは、自動的にルート アプリケーションとなります。ユーザーのアプリケーションをルート アプリケーションにする必要がある場合は、Silk Test Flex オートメーション ランチャを使用してオートメーション サポートを読み込むことができません。
  • 外部ライブラリを読み込むアプリケーション(他の SWF ファイル ライブラリを読み込むアプリケーション)をテストするには、自動テストに特別な設定が必要です。実行時に読み込まれるライブラリ(ランタイム共有ライブラリ(RSL)を含む)は、読み込むアプリケーションの ApplicationDomain に読み込まれる必要があります。アプリケーションで使用される SWF ファイルが異なるアプリケーション ドメインに読み込まれた場合、自動テストの記録と再生が正しく動作しません。以下に、同じ ApplicationDomain に読み込まれるライブラリの例を示します。
    import flash.display.*;
    
    import flash.net.URLRequest; 
    
    import flash.system.ApplicationDomain; 
    
    import flash.system.LoaderContext; 
    
     
    
    var ldr:Loader = new Loader(); 
    
     
    
    var urlReq:URLRequest = new URLRequest("RuntimeClasses.swf"); 
    
    var context:LoaderContext = new LoaderContext(); 
    
    context.applicationDomain = ApplicationDomain.currentDomain; 
    
    loader.load(request, context);