Silk4J が記録や再生時にテスト対象アプリケーションを開始する方法を指定する基本状態を、ユーザー インターフェイスから編集できます。基本状態では、AUT の実行可能ファイルの場所、作業ディレクトリや、Web アプリケーションの URL や接続文字列などを指定できます。たとえば、ステージング Web サイトで既に実行したテストを、プロダクション Web サイトで実行する場合には、基本状態の URL を変更すれば、新しい Web サイトに対してテストを実行することができます。
ユーザー インターフェイスから基本状態を編集するには:
chromeOptions={"args":["--start-maximized"]}詳細については、「WebDriver ベースのブラウザーのケイパビリティの設定」を参照してください。
アプリケーションが実行していない場合は、基本状態を実行することで開始されます。アプリケーションがすでに実行中の場合には、Silk4J によってアプリケーションの別のインスタンスは開始されません。
複数のアプリケーション構成がテストに含まれており、基本状態に関連付けられているオブジェクト以外のアプリケーションまたは Web ページを変更する場合は、基本状態をオフにすることができます。このことは、変更を記録したり再生したりするときに基本状態が使用されないこと意味します。このため、アプリケーションまたは Web ページを起動するステップをテスト内に記録する必要があります。たとえば、Web ページをテストする場合は、テスト内で Internet Explorer を起動します。