選択した Java アーキテクチャに応じて、Java テスト コードがプロセス内で実行されるか、プロセス外で実行されるかが決まります。つまり、次のような動作になります。
- 32 ビット Java を有効にした場合:テストを実行すると、jvm.dll と必要な .jar ファイルが perfrun.exe に動的にロードされます。この結果、perfrun.exe のメモリ使用量が増加することになります。また、負荷テストの初期段階では、メモリ使用量が変動する可能性があることにもご注意ください。この現象はメモリ リークと誤解されがちですが、Java ガーベージ コレクタが機能しているためで、期待通りの動作となります。デフォルトでは、最大
50 仮想ユーザーが同じ JVM を共有するため、メモリ使用量を節約できます。ただし、この機能を使用するには、Java テスト コードがスレッドセーフ(特に静的変数に注意)になっている必要があります。
- 64 ビット Java を有効にした場合:テストを実行すると、Java テスト コードが別のプロセスとして実行されます。 つまり、perfrun.exe にロードされません。
JavaSetOption BDL 関数を使って、32 ビット Java と 64 ビット Java を切り替えることもできます。BDL スクリプトで設定を定義すると、プロファイル設定でのオプション定義は上書きされます。