マイグレーション準備が正常に完了すると、マイグレーションはいつでも実行可能な状態になります。実行は最初のレプリケーションから開始されます。最初のレプリケーションは、完全レプリケーションコントラクトタイプを用いた完全レプリケーション、または増分レプリケーションコントラクトタイプを用いた既存のターゲットワークロードの増分データ同期です。
最初のレプリケーションは、デフォルトではスケジュールされていません。手動で最初のレプリケーションを開始することができます。別の方法として、最初のレプリケーションを実行する日時をスケジュールすることもできます。詳細については、「セクション 40.3, マイグレーション実行のスケジュール(最初のレプリケーション)」を参照してください。
メモ:手動で開始する前に、ソースとターゲットのワークロードを準備する必要があります。ターゲットのワークロードが存在し、かつワークロードの準備が完了していないと、完全レプリケーションは実行できません。詳細については、「セクション 40.1, マイグレーションの準備」を参照してください。
最初のレプリケーションを手動で開始するには:
[ジョブ]ビューで、マイグレートする準備済みのワークロードを見つけます。
ジョブを右クリックし、起動を選択します。
PlateSpin Migrateにより、ワークロードの最初の完全レプリケーションが開始されます。
最初のレプリケーションを手動で開始するには:
[ワークロード]ページで、マイグレートする準備されたワークロードを選択します。
Run Migration (マイグレーションの実行)をクリックします。
[ワークロードコマンド]ページで、ワークロード用に設定したマイグレーションコントラクトタイプに応じて、次のいずれかを実行します。
Full Replication (フルレプリケーション): レプリケーション方法として完全レプリケーションを選択します。
Incremental Replication (増分レプリケーション): レプリケーション方法として増分レプリケーションを選択します。
(オプション)手動レプリケーションが正常に終了した後にワークロードをカットオーバーする場合は、必要に応じて次のオプションを設定します。
レプリケーションが正常に行われた後にカットオーバーを実行します
カットオーバー後のソースのシャットダウン
カットオーバー後のターゲットのシャットダウン
実行をクリックします。
PlateSpin Migrateにより、ワークロードの最初のレプリケーションが開始されます。