ワークロードのVMware仮想ホストへのマイグレーションの場合(VMware Cloud on AWSでホストされるVMware DRSクラスタを含む)、PlateSpin Migrateは、選択した仮想化プラットフォームの機能に従って、指定されたESXホスト上でターゲット仮想マシンの自動セットアップを行います。マイグレーション設定に加えて、Migrateが作成するターゲットVMに対して次のような設定を指定します。
ターゲットVM名と環境設定ファイルのパス
ターゲット仮想ホスト上で使用可能なリソースから使用するデータストア
ネットワークの設定
仮想メモリ割り当て
メモ:
VMware上のターゲットVMのローデバイスマッピング(RDM)は、X2Pワークフローを使用することによってのみサポートされます。
ワークロードをVMwareにマイグレートするためにX2Pワークフローを使用する場合、変換を実行する前に、ターゲットワークロード用にVMware Toolsを設定する必要があります。詳細については、セクション 32.3.3, ターゲットワークロード用のVMware Toolsの設定を参照してください。
Linuxワークロードをマイグレートする前に、ソースLinuxワークロードにPerlモジュールをインストールして、変換の実行時にPlateSpin MigrateがVMwareツールをターゲットワークロードにインストールできるようにする必要があります。または、変換後にVMwareツールをターゲットワークロードに手動でインストールすることもできます。
ターゲットVMware ESXサーバが完全自動化されたDistributed Resource Scheduler (DRS)クラスタ(VMマイグレーション自動化レベルが完全自動に設定されたクラスタ)に含まれている場合、新たに作成されたターゲットVMの自動化レベルは、マイグレーション期間中、一部自動に変更されます。これは、ターゲットVMが最初に選択したものとは異なるESXサーバ上でパワーを増したことを意味しています。しかし、マイグレーションは自動実行を行うことができません。
このセクションのガイドラインを使用して、VMwareへのマイグレーションを設定します。