Information Service に接続するポートの構成

このタスクを開始する前に、Silk Test Open Agent を停止します。

大抵の場合、手動でポート番号を設定する必要はありません。Information Service はポート構成を自動的に処理します。Open Agent との接続には、Information Service のデフォルトのポートを使用します。これにより、Information Service によって、Open Agent が使用するポートに通信が転送されます。ただし、ファイアウォールによって遮断されないようにする場合は、特定のポートに固定して通信するように Information Service ポートを設定できます。

デフォルトでは、Silk4J と Information Service との接続に使用されるポートは、セキュアな HTTPS 接続のポートで 48561 です。デフォルトのポートが使用可能であれば、ポート番号を指定せずに単純に hostname だけを入力できます。ポート番号を指定する場合には、Information Service のデフォルトのポートまたは追加したポートの 1 つと一致していることを確認ください。間違ったポートが指定されていると、通信に失敗します。

必要に応じて、Information Service に接続するためにすべてのクライアントが使用するポート番号を変更できます。

  1. infoservice.properties.sample ファイルに移動し、開きます。
    • Microsoft Windows システムでは、このファイルは C:\ProgramData\Silk\Silk Test\conf にあります。ここで、「C:\ProgramData」は、Windows システムでデフォルトで設定されている環境変数 ALLUSERSPROFILE の値です。
    • macOS では、このファイルは /Users/<ユーザー>/.silk/silktest/conf にあります。
    このファイルには、コメントとサンプルの代替ポート設定が含まれています。
  2. Silk4J と Information Service との通信に、HTTPS によるセキュアな接続を使用するかどうかを指定します。
    • HTTPS によるセキュアな通信を使用する場合は、infoservice.https.enabledtrue に設定します。これは、デフォルトの設定です。
    • HTTPS によるセキュアな通信を使用しない場合は、infoservice.https.enabledfalse に設定します。
  3. 省略可能:HTTPS によるセキュアな通信を使用するように指定した場合、Silk4J と Information Service の通信に未使用の別のポートを指定する場合には、infoservice.default.https.port を設定します。 デフォルトの HTTPS ポートは 48561 です。ポート番号は、1 から 65535 の間の任意の数値を指定できます。
  4. 省略可能:HTTPS によるセキュアな通信を使用しないように指定した場合、Silk4J と Information Service の通信に未使用の別のポートを指定する場合には、infoservice.default.port を設定します。 デフォルトのポートは 22901 です。
  5. ファイルを infoservice.properties という名前で保存します。
  6. Open Agent、Silk Test クライアント、およびテストするアプリケーションを再起動します。