infoservice.properties ファイルを使用して、Silk Test Information Service のポートや、HTTPS によるセキュアな接続を使用するかどうかを指定したり、Silk Test Information Service を実行しているマシン上で
Silk Test がテストを実行するたびに毎回適用されるケイパビリティ(Capabilities)を指定できます。
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infoservice.properties.sample ファイルがあるディレクトリに移動します。
- Windows マシン上で、%PROGRAMDATA%\Silk\SilkTest\conf に移動します (C:\ProgramData\Silk\SilkTest\conf など)。
- macOS 上で、~/.silk/silktest/conf/ に移動します。
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infoservice.properties.sample ファイルの名前を
infoservice.properties に変更します。
- Silk4J と Information Service との通信に、HTTPS によるセキュアな接続を使用するかどうかを指定します。
- HTTPS によるセキュアな通信を使用する場合は、infoservice.https.enabled を true に設定します。これは、デフォルトの設定です。
- HTTPS によるセキュアな通信を使用しない場合は、infoservice.https.enabled を false に設定します。
- 省略可能:HTTPS によるセキュアな通信を使用するように指定した場合、Silk4J と Information Service の通信に未使用の別のポートを指定する場合には、infoservice.default.https.port を設定します。 デフォルトの HTTPS ポートは 48561 です。ポート番号は、1 から 65535 の間の任意の数値を指定できます。
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省略可能:HTTPS によるセキュアな通信を使用するように指定した場合に、すべての HTTP リクエストを HTTPS ポートにリダイレクトするには、infoservice.http-to-https.enabled を
true に設定します
デフォルト値は、false です。
- 省略可能:HTTPS によるセキュアな通信を使用しないように指定した場合、Silk4J と Information Service の通信に未使用の別のポートを指定する場合には、infoservice.default.port を設定します。 デフォルトのポートは 22901 です。
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省略可能:Silk Test が HTTPS 接続で使用する証明書をユーザーの証明書で置き換える場合は、「Information Service との HTTPS 接続に使用する証明書の置換」を参照してください。
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ケイパビリティを指定するには、次の行を
infoservice.properties ファイルに追加します。
customCapabilities=<custom capability_1>;<custom_capability_2>;...
例:指定した言語での
iOS シミュレータの実行
Mac 上で
iOS シミュレータを常に同じ言語で実行するようにするには、カスタム ケイパビリティ
language および
locale を指定します。たとえば日本語の場合、次の行を
infoservice.properties ファイルに追加します。
customCapabilities=language=ja;locale=ja_JP