ロケーターの使用

Silk4J では、識別されたオブジェクトのリテラル参照はロケーターと呼ばれます。必要に応じて、ロケーター文字列の短縮形をスクリプトで使用できます。スクリプトを再生すると、Silk4J によって自動的に構文が展開されて完全なロケーター文字列が使用されます。スクリプトを手動でコーディングする場合は、次の順番で次の部分を省略できます。

  • 検索スコープ「//」。
  • オブジェクトの型名。Silk4J のデフォルトはクラス名です。
  • 属性を囲む角かっこ「[ ]」。

スクリプトを手動で記述する場合は、使用可能な最も短い形式を使用することをお勧めします。

注: オブジェクトを識別する場合は、完全なロケーター文字列がデフォルトでキャプチャされます。
以下のロケーターは同じです。
  • 最初の例では、完全なロケーター文字列が使用されています。
    _desktop.<DomLink>find("//BrowserApplication//BrowserWindow//a[@textContents='Home']").select();

    完全なロケーター文字列を確認するには、Locator Spy ダイアログ ボックスを使用します。

  • 2 番目の例は、ブラウザー ウィンドウが既に存在する場合に機能します。
    browserWindow.<DomLink>find("//a[@textContents='Home']").select();

識別のための実際の属性がないオブジェクトを検索するには、インデックスを使用します。たとえば、Web ページの 2 つめのハイパーリンクを選択するには、以下のように入力します。

browserWindow.<DomLink>find("//DomLink[2]").select();

さらに、その種類の最初のオブジェクトを検索する(このことは、オブジェクトに実際の属性がない場合に便利です)には、以下のように入力します。

browserWindow.<DomLink>find("//DomLink").select();