ユーザー補助の使用

Win32 では、ジェネリック コントロールとして認識されるコントロールにユーザー補助 サポートが使用されます。 Win32 は、コントロールを特定すると、ユーザー補助オブジェクトをコントロールのすべてのユーザー補助の子とともに取得しようとします。

ユーザー補助によって返されるオブジェクトは、AccessibleControlButtonCheckBox のいずれかのクラスになります。 Button および Checkbox は、そのクラス用に定義されたメソッドとプロパティの通常セットをサポートするので個別に扱われます。 ユーザー補助によって返されるすべてのジェネリック オブジェクトの場合、クラスは AccessibleControl です。

ユーザー補助が有効になる前、アプリケーションのコントロール階層が次のようになっていたとします。
  • コントロール
    • コントロール
  • ボタン
ユーザー補助を有効にすると、階層は次のように変わります。
  • コントロール
    • コントロール
      • ユーザー補助コントロール
      • ユーザー補助コントロール
        • ボタン
  • ボタン