パラメータとは、さまざまなテスト タイプに割り当ててさまざまな方法で使うことができる、自由に設定可能な入力値のことです。パラメータを使うことで、テスト データを定義し、それを使ってテストを設定することができます。
テストのプロパティ内に格納されているテスト パラメータ (たとえば、Silk Test Classic テストの test-data) が、最上部に一覧表示されます。使用されていないパラメータはリストの最後に付加され、薄いグレーで表示されます(無効状態に似ています)。
- Silk Performer
- これらのテストでは、選択した Silk Performer テストで定義されているプロジェクト属性を表す定義済みパラメータを使用することができます。
- JUnit、UFT Developer (Silk4J)
- JUnit および UFT Developer (Silk4J) のテストでは、任意の JUnit テスト クラスから、Java のシステム プロパティとして、元のテストのカスタム パラメータにアクセスすることができます。ランチャは、-D という VM 引数を使って、実行する仮想マシンにこのパラメータを渡します。テスト内では、パラメータの値に System.getProperty("myParam") を使用してアクセスできます。
- NUnit、UFT Developer (Silk4NET)
- NUnit および UFT Developer (Silk4NET) の各パラメータは、環境変数として設定されます。テスト内では、パラメータの値に Environment.GetEnvironmentVariable("myParam") を使用してアクセスできます。
- Silk Test Classic
- パラメータを Silk Test Classic に渡すには、Silk Central の Silk Test Classic テストの テスト プロパティ にある テスト データ フィールドで指定します。たとえば、Silk Central パラメータの値として Name と Password を Silk Test Classic に渡す場合は、テスト プロパティ の テスト データ フィールドで "${Name}", "${Password}" を指定します。Silk Test Classic スクリプトでは、指定した値を受信する 2 つのパラメータも必要です。
例:
[-] testcase ProcessParams(STRING name, STRING password)
[ ] Print(name)
[ ] Print(password)
- 外部プロセス
- 実行タスクが外部プロセス (WSH、Process Executor、NUnit、JUnit、MSTest、DotNetExplorer) で行われるテスト タイプでは、各パラメータがプロセスの環境変数として設定されます。これはパラメータ名がオペレーティング
システム変数の名前と一致する場合にもあてはまるため、パラメータの値が空の文字列である場合の除き、システム変数の値はパラメータの値によって置き換えられます。
- Silk Test Workbench
- パラメータは Silk Test Workbench テストのものと同じ名前で定義し、Silk Central で実行する際に設定する必要があります。
- 構成テスト
- テスト パラメータを実行計画で上書きできます。その他の情報については、「実行計画パラメータ」を参照してください。
- カスタム テスト タイプ
- カスタム テスト タイプの詳細については、『Silk Central API ヘルプ』を参照してください。