REST サービスの使用制限のための JMX 測定

REST API サービスに使用制限をかける場合は、フロントエンドサーバーの JMX 測定ツリーの borland.com/RestService/LimitingFilter 以下にある JMX 測定を利用できます。

REST サービスの過剰な使用に制限をかける場合は、セッショントークンに対して Overdraft 測定を設定します。常時、1 分あたりの使用制限をかける場合は、RefillPerMinute 測定を設定します。このような方法で過剰な使用を制限する方法は、トークンバケットアルゴリズムと呼ばれています。制限を越えてリクエストを呼び出すと、「429 - Too Many Requests」というメッセージが返され、後でやり直すよう求められます。

LoginPasswordAuthentication 測定

ここでは、ユーザー名とパスワードによる基本認証によってセッション ID を取得するユーザーに対して、リクエストの制限を設定できます。

注: Micro Focus では、Web サービストークンを使った認証を推奨しています。

測定	説明
FilterEnabled	使用制限を有効にするかどうか。true または false。
Overdraft	過剰な使用を判定するためのログインリクエストの最大数。
RefillPerMinute	許可されるログインリクエストの平均数。
MinimumRemainingTokens	サービスが開始されてから、または Overdraft と RefillPerMinute が設定されてから、最小のトークンを持つバケット内のトークン数。
MinimumRemainingTokensBucket	最小の利用可能なトークンを持つバケット内のユーザーのログイン。

SessionIdAuthentication 測定

ここでは、Web サービストークンまたはセッション ID に対するリクエストの制限を設定できます。

測定	説明
FilterEnabled	使用制限を有効にするかどうか。true または false。
Overdraft	特定の Web サービストークンまたは特定のセッション ID を持つバケットに対して発生するリクエストの最大数。
RefillPerMinute	特定の Web サービストークンまたは特定のセッション ID に対して発生するリクエストの平均数。
MinimumRemainingTokens	サービスが開始されてから、または Overdraft と RefillPerMinute が設定されてから、最小のトークンを持つバケット内のトークン数。
MinimumRemainingTokensBucket	最小の利用可能なトークンを持つ Web サービストークンまたはセッション ID。