Reflection X Advantage では、データベースファイルに設定が保存されます。設定は作業中に自動的に保存されます。このデータベースに関して、管理者が直接保守を行う必要はありません。ただし、サイトで通常行っているバックアップまたはアーカイブ手順の中にこのファイルを含めておくことをお勧めします。バックアップ手順には、データベースフォルダ (db) と構成フォルダ (conf) の両方を含める必要があります。これらのフォルダの場所は、オペレーティングシステム、単体モードとドメインモードのどちらで実行するか、および最初にインストールしたバージョンによって変わります。
単体の X マネージャのデータベース ファイルは、次のユーザ固有の場所に保存されます。
データベースはユーザの個人のドキュメント フォルダにあります。
%UserProfile%\Documents\Micro Focus\Reflection\db\<バージョン>
次に例を示します。
C:\ Users\ Username\Documents\Micro Focus\Reflection\db \< バージョン >
データベースはユーザのホームフォルダにあります。
$HOME/.microfocus/reflection/db
Reflection X Advantage ドメインのデータベースファイルは、以下の場所でドメイン コントローラーとして起動しているコンピューターに置かれています。
ドメインデータベースは、Windows のすべてのユーザ プロファイル フォルダに置かれます。既定の場所は、Windows のバージョンによって異なります。次に例を示します。
C:\ProgramData\.attachmate\rx\db\< バージョン >
-または-
C:\Documents and Settings\All Users\.attachmate\rx\db\< バージョン >
ドメインデータベースは以下の場所にあります。
/opt/rxadvantage/rx/db
次のドメインモード構成ファイルは、Reflection X サービスによって使用され、conf ディレクトリに保存されます。Windows システムの場合、conf は Windows のすべてのユーザ プロファイル フォルダ (%AllUsersProfile%\.attachmate\rx\conf) に置かれます。Linuxの場合、confは製品のインストールディレクトリのサブディレクトリに置かれます。
注意:これらのファイルを手動で編集しないでください。
domains.xml |
ドメインコントローラの構成。このファイルは、ドメインコントローラ機能のインストール時に作成されます。 |
domain-nodes.xml |
ドメインノードの構成。このファイルは、rxsconfig コマンドラインユーティリティを使用して作成および保持されます。 |
host-nodes.xml |
リモートセッションサービス機能の設定。このファイルは、リモートセッションサービス機能のインストール時に作成されます。 |
conf フォルダには、分散セッションのコンポーネントの認証に使用する秘密鍵と証明書も保存されます。
Reflection X Advantage は、バージョン 5.1 以前に使われていたものとは別の場所にユーザデータ (スタンドアロン X Manager のデータベースファイルやユーザログファイル等) を保存します。ドメインデータベース用のデータ場所は変わりません。
以前のバージョンをアンインストールせずにインストールする場合、Reflection X Advantage は、元の場所にある既存のデータ ファイルを引き続き使用します。
インストールする前に、以前のバージョン (5.1 よりも前のもの) をアンインストールすると、新しいインストールでは新しい場所の新しい既定の設定を使用します。カスタム化した設定を元に戻すには、以下のようにして以前のバージョンのデータを新しい場所に手動でコピーすることができます。
データファイルの場所を確認します:
Windows: %UserProfile%\.attachmate\rx\
Linux: $HOME/.attachmate/rx
rx 下の各サブフォルダを新しい場所にコピーします。
Windows: %UserProfile%\Documents\Micro Focus\Reflection\
メモ:この Windows フォルダは、Micro Focus アプリケーションでのみ使用されます。このフォルダのその他内容には、上書きまたは削除を行わないでください。
Linux: $HOME/.microfocus/reflection/
メモ:ユーザ データの場所は、Reflexction X Advantage プログラム フォルダにある install.properties というファイルで指定されています。現在使用している場所を確認するには、このファイルの内容を表示できます。このファイルは編集しないでください。この内容は、修正プログラムまたはアップグレードを適用する度に上書きされます。