クラウドマーケットプレースから展開されるMigrateサーバの場合、ServerIsHostedInCloudパラメータはazure、awsなどの親クラウドの値に設定されます。この設定により、表 12-2で説明されるように、Migrate Webインタフェースの[ターゲットの追加]ダイアログで使用可能なターゲットタイプが決定されます。
表 12-2 クラウドベースのMigrate Serverに許可されるターゲットタイプ
ServerIsHostedInCloudの値 |
[ターゲットの追加]のターゲットタイプ |
説明 |
---|---|---|
azure |
Microsoft Azureロケーション |
Azure MarketplaceでのMigrateサーバのデフォルト設定。 |
aws |
Amazon Cloudリージョン |
Amazon Web Services MarketplaceでのMigrateサーバのデフォルト設定 |
値なし |
すべてのターゲットタイプ |
クラウドベースのMigrateサーバを使用して、親クラウド環境から別のターゲットタイプにワークロードをマイグレートする場合は、事前割り当てされた値を削除します。 |
クラウドベースのMigrateサーバの親クラウドから別のターゲットタイプにワークロードをマイグレートする場合、ServerIsHostedInCloudパラメータのデフォルト値を削除する(フィールドを空白のままする)必要があります。値を削除した後で、Migrate Webインタフェースの[ターゲットの追加]ダイアログですべてのターゲットタイプが使用可能になります。
クラウドベースのMigrateサーバを使用してソースクラウドからのマイグレーションを有効にするには:
PlateSpin Migrate Webインタフェースに管理者としてログインし、次のPlateSpin Server環境設定ページを開きます。
https://Your_PlateSpin_Server/PlateSpinConfiguration/
検索してServerIsHostedInCloudパラメータを見つけ、事前設定されたクラウド設定を削除します。空白のままにします。
設定を保存し、ページを閉じます。
PlateSpinサービスの再起動または再開は、変更を適用するため必要とされません。