PlateSpinでは、ワークロードをvCloud Organizationにマイグレートするためにレプリケーション環境が必要になります。 レプリケーション環境は、SLES オペレーティングシステムに基づく仮想アプライアンスであり、必要なすべてのPlateSpinツールが含まれています。さらに、ワークロードをvCloud組織にマイグレートする前にvCloud組織にアップロードする必要があるOVF PlateSpinパッケージも含まれています。
Micro Focusのダウンロードサイトで入手できるPREは次のとおりです。
名前 |
説明 |
---|---|
PlateSpin_Replication_Environment-<x>.zip <x>は製品リリースバージョンです。 |
このレプリケーション環境はSLES 11オペレーティングシステムベースの仮想アプライアンスで、非UEFIワークロードをvCloudにマイグレートするために必要です。 |
PlateSpin_Replication_Environment_UEFI-<x>.zip <x>は製品リリースバージョンです。 |
このレプリケーション環境はSLES 12オペレーティングシステムベースの仮想アプライアンスで、UEFIワークロードをvCloudにマイグレートするために必要です。 |
UEFIワークロードまたは非UEFIワークロードのどちらをvCloudにマイグレートするかに応じて、対応するPlateSpin Replication Environment OVFパッケージをvCloud組織にアップロードする必要があります。今回のPlateSpin Migrateリリースの場合、このパッケージはMicro Focusダウンロードサイトからダウンロードできます。OVFパッケージのダウンロードとvCloudへのアップロードの詳細については、vCloud OrganizationでのPlateSpin仮想アプライアンスの作成を参照してください。
次の節を参照してください:
PlateSpinでは、Replication Environment仮想マシンのために以下の最低限のリソースを使用します。
ハードウェアリソース |
詳細 |
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仮想CPU |
1 |
ソケットあたりのコア数 |
1 |
RAM |
1GB |
ディスク |
4GB (非UEFI PREの場合) 7GB (UEFI PREの場合) |
タイプE1000のネットワークアダプタ |
1 |
仮想ハードウェアバージョン |
7 (非UEFI PREの場合) 9 (UEFI PREの場合) |
vCloud Organizationが少なくとも最低限のリソースのセットを使用して設定されていることを確認します。詳細については、「vCloud Organizationの設定」を参照してください。
UEFIワークロードまたは非UEFIワークロードのどちらをマイグレートするかに応じて、このPlateSpin Migrateリリース用のMicro Focusのダウンロードサイトから、次のいずれかのPlateSpin Replication Environmentファイルをダウンロードします。
PlateSpin_Replication_Environment-<x>.zip: 非UEFIワークロードをマイグレートする場合
PlateSpin_Replication_Environment_UEFI-<x>.zip: UEFIワークロードをマイグレートする場合
ダウンロードした.zipファイルを圧縮解除して、内容を一時ディレクトリに抽出します。たとえば、C:\PlateSpin_Replication_Environmentに抽出します。
vCloud Director Webコンソールを使用して、前のステップで抽出したOVF PlateSpinパッケージを、vAppテンプレートとしてPlateSpin Catalogなどのカタログにアップロードします。次に、vCloud Director Webコンソールに表示されるレプリケーション環境のサンプルを示します。
カタログ
<カタログ名>
vAppテンプレート
PlateSpin Replication Environment
PlateSpin Replication Environment - UEFI
VM
PlateSpin仮想アプライアンス