デフォルトでは、PlateSpin Migrate Clientで実行されるすべてのユーザアクティビティがログに記録されます。ログに記録されるアクションには、セキュリティ、ライセンス管理、ターゲットとワークロードの検出操作、およびワークロードマイグレーション操作が含まれます。
PlateSpin Migrate Clientでユーザアクティビティログが有効な場合、Migrate Clientで実行されるユーザアクションはユーザアクティビティログファイル(PlateSpin.UserActivityLogging.log)に書き込まれます。このファイルは、PlateSpin Serverホストの..\PlateSpin Migrate Server\logsディレクトリにあります。
個々のログエントリの形式は次のとおりです。
date|Category|description|user|details1|details2
Category要素には、特定のアクションに該当する次の機能領域が記述されます。
セキュリティ
LicenseManagement
Inventory (ワークロードとターゲットの検出操作)
Migration (ワークロードマイグレーション操作)
details1およびdetails2の要素は、Categoryに依存しており、該当する場合は追加の情報を提供します。
次に、ドメインアカウントがMyDomain\John.Smithのユーザのログインアクションを記録するログエントリの例を示します。詳細はありません。
2017-09-02 14:14:47|Security|User logged in|MyDomain\John.Smith
ログファイルは、そのサイズが指定されている最大ファイルサイズに達すると、ロールオーバーされます。PlateSpin.UserActivityLogging.logファイルのデフォルトの最大ファイルサイズは2MBです。
ロールオーバーファイルのログファイル名には、連番が付加されます。保持するロールオーバーファイルの最大数を指定できます。デフォルトは5です。
PlateSpin.UserActivityLogging.log.1 PlateSpin.UserActivityLogging.log.2 PlateSpin.UserActivityLogging.log.3
PlateSpin Migrate Clientでは、ユーザアクテビティログをオフまたはオン(デフォルト)にすることができます。ユーザアクテビティログファイルの最大許容サイズおよびユーザアクテビティログで保持するロールオーバーファイルの数を設定できます。
ユーザアクテビティログを設定するには:
PlateSpin Migrate Clientを起動します。
ツール > >オプションの順にクリックします。
ユーザアクティビティログタブをクリックします。
次のオプションを指定します。
オプション |
説明 |
---|---|
ログの有効化 |
このオプションを選択すると、Migrate Clientを使用して実行されるすべてのユーザアクテビティがログに記録されます。 |
ロールオーバまでの最大ファイルサイズ(MB) |
ログファイルのサイズが指定した値に達すると、ファイル名に連番が付加された新しいファイルにロールオーバーされます。 |
ロールオーバ対象ファイルの最大数 |
ログファイルの数が指定した値に達すると、ロールオーバーされるたびに、最も古いログファイルが上書きされるようになります。 |
OKをクリックします。
PlateSpin Migrate Serverホストに管理者としてログインします。
..\PlateSpin Migrate Server\logsディレクトリに移動します。
PlateSpin.UserActivityLogging.logファイルのコピーを作成して、テキストエディタでコピーを開きます。
そのロールオーバーファイルはどれでも、テキストエディタで開くことができます。