PlateSpin Migrate Clientをインストールする際、次の作業を実行できるさまざまな事前設定済みのジョブ(実際は.iniファイル)ごとに、個別のディレクトリが作成されます。
ワークロード変換(つまりマイグレーション操作)
サーバ同期
イメージングキャプチャおよびイメージターゲットの展開
ジョブを実行するには、コマンドラインでrunコマンドを使用します。ファイル内の値は、ジョブで実行されるオプションパラメータです。 これらの機能のそれぞれに、次に示すように、基本設定で実行される「デフォルト」の.iniファイルバージョンおよびカスタム設定で実行される1つまたは複数の「プラットフォーム特有」の.iniファイルが存在します。
Conversion-Default.ini
Conversion-Windows.ini(カスタマイズ済み)
Conversion-Linux.ini(カスタマイズ済み)
ServerSync-Default.ini
ServerSync-Windows.ini(カスタマイズ済み)
ServerSync-Linux.ini(カスタマイズ済み)
CaptureImage-Default.ini
CaptureImage.ini(カスタマイズ済み)
DeployImage-Default.ini
DeployImage.ini(カスタマイズ済み)
IncrementalImaging-Default.ini
IncrementalImaging.ini(カスタマイズ済み)
このセクションの次のサブセクションでは、これらのジョブの詳細について説明します。
CLIツールは、WindowsとLinuxのワークロード(ソース)のHyper-V、vCenter、またはESXサーバ(ターゲット)への変換をサポートしています。.iniファイルには、基本ジョブ設定用とカスタム設定用の2種類があります。ジョブの実行中は、そのジョブを中止したり、そのステータスをチェックしたりできます。
変換ジョブを開始する前に、必ずdiscoverコマンドをソースコンピュータで実行し、次にターゲットプラットフォームでも実行してください。次に、discoverコマンドを実行する構文の例を示します。
discover /machineaddress=10.10.10.10 /username=administrator /password=anything@123 /type=vmware_vcenter
変換ジョブの設定の詳細については、オンライン英語バージョンの『PlateSpin Migrate User Guide』で、CLI付録の「Conversion Jobs」を参照してください。
serversyncコマンドを使用すると、サーバ同期操作を実行できます。.iniファイルには、基本ジョブ設定用とカスタム設定用の2種類があります。ジョブの実行中は、そのジョブを中止したり、そのステータスをチェックしたりできます。必要な設定を指定した場合、ジョブはその設定で実行を開始します。それ以外の値には、実行時にデフォルト設定を適用します。
サーバ同期ジョブの設定の詳細については、オンライン英語バージョンの『PlateSpin Migrate User Guide』で、CLI付録の「ServerSync Jobs」を参照してください。
CLIツールは、imageserverコマンドによって、さまざまなイメージング操作(インストール、アンインストール、アップデートなどのツール)をサポートします。imageserverジョブを開始する前に、必ずdiscoverコマンドをソースコンピュータで実行し、次にターゲットプラットフォームでも実行してください。
CLIツールは、imageserverジョブに加えて、Windowsワークロード(ソース)のターゲットへのイメージングをサポートしています。イメージングの.iniファイルには、基本ジョブ設定用とカスタム設定用の2種類があります。ジョブの実行中は、そのジョブを中止したり、そのステータスをチェックしたりできます。
イメージングジョブの設定の詳細については、オンライン英語バージョンの『PlateSpin Migrate User Guide』で、CLI付録の「Imaging Jobs」を参照してください。