ユニバーサル Windows プラットフォーム API を使った Microsoft Windows 10 アプリのテストのサポートについて説明します。
UWP は Microsoft によって作成された API で、Microsoft ストアから購入、ダウンロードして利用できるアプリを開発できます。
Silk4J では、次のオペレーティング システムにおける UWP アプリのテストを組み込みでサポートします。
- Microsoft Windows 10
- Microsoft Windows Server 2019
注: Silk Test は、Microsoft Windows 8 および Microsoft Windows 8.1 上でのユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)アプリ(Windows Store アプリ、または Metro スタイル アプリともいう)のテストをサポートしません。
新しい機能、サポートするプラットフォーム、テスト済みのバージョンについての情報は、『リリース ノート』を参照してください。
サポートするコントロール
Silk4J では、UIA コントロールをベースにしたコントロールに加え、以下のコントロールに対する記録と再生をサポートします。
- UWPComboBoxItem
-
UWPComboBox
アプリケーション構成
UWP アプリのアプリケーション構成では、以下を設定します。
- 実行可能ファイル
- UWP アプリの実行可能ファイルは、アプリの名前、パブリッシャー ID、およびパッケージのコンテキストでアプリを一意に識別するアプリ識別子の一部を組み合わせた文字列です。たとえば、UWP アプリの名前が Microsoft.WindowsCalculator で、パブリッシャー ID が 8wekyb3d8bbwe、アプリ識別子が App であれば、実行可能ファイルは Microsoft.WindowsCalculator_8wekyb3d8bbwe!App になります。
- 実行可能ファイル パターン
- UWP アプリの実行可能ファイル パターンは実行可能ファイルとほとんど同じです。たとえば、UWP アプリの実行可能ファイル パターンは、Microsoft.WindowsCalculator_8wekyb3d8bbwe!App や *\Microsoft.WindowsCalculator_8wekyb3d8bbwe!App になります。
UWP アプリの個々のウィンドウが他の UWP アプリになっていることがあります。このようなウィンドウをテストするには、アプリケーション構成を追加して設定する必要があります。Silk4J が UWP アプリのウィンドウを解決できない場合、ウィンドウを開いている状態で
アプリケーションの選択 ダイアログ ボックスを開き、Windows タブに解決されないウィンドウのエントリが表示されていることを確認します。そのウィンドウに対するアプリケーション構成を追加します。