Open Agent に接続するポートの構成

このタスクを開始する前に、Silk Test Open Agent を停止します。

大抵の場合、手動でポート番号を設定する必要はありません。Information Service はポート構成を自動的に処理します。Open Agent との接続には、Information Service のデフォルトのポートを使用します。これにより、Information Service によって、Open Agent が使用するポートに通信が転送されます。ただし、ファイアウォールによって遮断されないようにする場合は、特定のポートに固定して通信するように Information Service ポートを設定できます。

必要に応じて、Silk Test クライアントまたはテストするアプリケーションが Open Agent に接続するために使用するポート番号を変更します。

  1. agent.properties.sample ファイルに移動し、開きます。 デフォルトでは、このファイルは次の場所にあります:%APPDATA%\Silk\SilkTest\conf。 大抵の場合、C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Silk\SilkTest\conf になります。ここで、<ユーザー名> は、現在のユーザー名に一致します。
  2. 代替ポートの値を変更します。 大抵の場合、ポートの競合を解決するためにポートの設定を構成します。
    注: 各ポート番号は一意でなければなりません。エージェントのポート番号が Information Service のポート設定とは異なることを確認してください。
    ポート番号は、1 から 65535 の間の任意の数値を指定できます。

    ポートの設定には次のものがあります:

    • agent.vtadapter.port: テストの実行時に、Silk Test Workbench と Open Agent 間の通信を制御します。

    • agent.xpmodule.port: テストの実行時に、Silk Test Classic とエージェント間の通信を制御します。

    • agent.autcommunication.port: Open Agent とテストするアプリケーション間の通信を制御します。

    • agent.rmi.port: Open Agent と Silk4J 間の通信を制御します。

    • agent.ntfadapter.port: Open Agent と Silk4NET 間の通信を制御します。

    • agent.heartbeat.port: リモート マシンにインストールした Open Agent を使ってテストする場合に必要です。

    注: Apache Flex のテスト時に使用されるポートは、この構成ファイルでは制御できません。Flex アプリケーションのテストで割り当てられるポート番号は、6000 から始まり、各 Flex アプリケーションがテストされる度に 1 ずつ増加していきます。Flex テスト用に開始ポートを構成することはできません。
  3. ファイルを agent.properties という名前で保存します。
  4. Open Agent、Silk Test クライアント、およびテストするアプリケーションを再起動します。