Silk4J では、動的呼び出しを使用したカスタム コントロールの記録と再生のサポートが提供されており、これにより再生中にカスタム コントロールを操作できます。作業量が少なく済むこのアプローチは、テスト アプリケーションにおいて、Silk4J が公開しないカスタム コントロールのプロパティおよびメソッドにアクセスする場合に使用します。カスタム コントロールの開発者は、コントロールのテストを容易にすることのみを目的としたメソッドおよびプロパティをカスタム コントロールに追加することもできます。
この例では、以下の図に示すように、2 つのボタンと 1 つのテキスト フィールドを含む Spinner カスタム コントロールをテストします。
ユーザーは、Down をクリックしてテキスト フィールドに表示されている値を 1 減分させ、Up をクリックしてテキスト フィールドの値を 1 増分させることができます。
カスタム コントロールには、設定および取得が可能なパブリックの Value プロパティが用意されています。
FlexBox spinner = _desktop.<FlexBox>find("//FlexBox[@className=customcontrols.Spinner]"); spinner.setProperty("Value", 4);