動的呼び出しを使うと、モバイル ネイティブ アプリに対して Appium WebDriver のメソッドを直接呼び出すことができます。これは、Appium WebDriver のメソッドが Silk4J API を介して公開されていない場合に有用です。
オブジェクトの複数の動的メソッドは invokeMethods メソッドを使用して呼び出します。コントロールでサポートされている動的メソッドのリストを取得するには、getDynamicMethodList メソッドを使用します。
プリミティブ型 (int など) とオブジェクト タイプ (java.lang.Integer など) の両方がサポートされます。プリミティブ型は必要に応じて拡大変換されます。たとえば、int が必要な場所で long を渡すことができます。
列挙パラメータは文字列として渡す必要があります。文字列は、列挙値の名前と一致しなければなりません。たとえば、メソッドが列挙型 ScreenOrientation のパラメータを必要とする場合、次の文字列値を使用できます: LANDSCAPE、PORTRAIT。
リスト、配列、または可変長引数のパラメータを持つメソッドを呼び出すことができます。リストの要素がターゲットの配列型に代入可能の場合、配列型への変換は自動的に行われます。
次のサンプル コードには、動的呼び出しを使用する共通の例を示します。
// Java code MobileDevice device = desktop.find("//MobileDevice"); // Getting the page source String pageSource = (String) device.invoke("getPageSource"); // Resetting an app device.invoke("resetApp"); // Changing the device orientation device.invoke("rotate", "LANDSCAPE"); device.invoke("rotate", "PORTRAIT"); // Dynamic invoke on MobileObject (calls get redirected to the underlying web element for WebDriver) device.<MobileObject> find("//MobileObject[@caption='CheckBox 2']").invoke("click");