テスト アプリケーションの項目が変化した場合は、オブジェクト マップ UI を使用してそれらの項目のロケーターを更新できます。
AUT からオブジェクト マップ項目を更新するときに、オブジェクト マップ ツリーのリーフ ノードの XPath 表現のみを変更できます。親ノードの XPath 表現を変更することはできません。オブジェクト マップ ツリー内のより高いレベルのノードにある
XPath 表現が更新後に整合しなくなると、エラー メッセージが表示されます。
例
たとえば、次の 3 つの階層レベルを持つオブジェクト マップ ID を含むオブジェクト マップ項目があるとします:
WebBrowser.Dialog.Cancel
これらの階層レベルに対応する XPath 表現は次のようになります:
/BrowserApplication//Dialog//PushButton[@caption='Cancel']
- 最初の階層レベル: /BrowserApplication
- 2 番目の階層レベル://Dialog
- 3 番目の階層レベル://PushButton[@caption='Cancel']
次のロケーターを使用して、オブジェクト マップ項目を更新できます:
/BrowserApplication//Dialog//PushButton[@id='123']
- 最初の階層レベル: /BrowserApplication
- 2 番目の階層レベル://Dialog
- 3 番目の階層レベル://PushButton[@id='123']
2 番目のレベルの階層が一致しないため、次のロケーターを使用してオブジェクト マップ項目を更新することはできません:
/BrowserApplication//BrowserWindow//PushButton[@id='9999999']
- 最初の階層レベル: /BrowserApplication
- 2 番目の階層レベル://BrowserWindow
- 3 番目の階層レベル://PushButton[@id='9999999']