自動化に関するドキュメントに記載されている場合を除いて、SAPTree の HierarchyHeaderWidth および ColumnOrder プロパティは書き込み専用で、読み込むことはできません。
これらのプロパティを使用する場合、スクリプトで、読み込みではなく、書き込みが使用されていることを確認します。
SapTree クラスの GetColumnIndexFromName() は「特定できないエラー」により失敗することがあります。これは SAP オートメーションの既知の問題です。
SAP Web サイトでこの問題が解決されているかどうか確認してください。
コンテキスト メニュー項目の SAPTree クラスの Select() メソッドの呼び出しに失敗することがあります。
代わりに親コントロールの SelectContextMenuItem を呼び出します。これは SAP オートメーションの既知の問題です。
水平スクロールバーの Position プロパティは常に 1 を返します。これは SAP オートメーションの既知の問題です。
SAP Web サイトでこの問題が解決されているかどうか確認してください。
この問題は今後のリリースで解決される予定です。
ある状況下で、SAP テストを記録して再生すると、次のエラーが発生する場合があります:この操作を完了するのに必要なデータは、まだ利用できません。このエラーは、Silk4J が記録した操作の実行が速すぎたことを意味しています。
この問題を解決するには、テスト スクリプトにスリープを追加したり、関数の呼び出しやプロパティの設定の後に Silk4J が待機する時間を増やすために、再生後の遅延を増やしてください。このオプションについての詳細は、「エージェント オプション」を参照してください。また、xBrowser テクノロジ ドメインではなく、SAP オートメーションを使用して問題が発生する操作を再生するように、スクリプトを変更します。たとえば、その操作を DomLink.Select から SapHTMLViewer.SapEvent に変更します。
SAPGUI クライアント 7.30 を使用しているときに、メソッド getCurrentRow を呼び出すと、メソッドは行番号ではなく誤った値 -1 を返す場合があります。
SAPGUI クライアント 7.30 を使用しているときに、メソッド resizeWorkingPaneEx を呼び出すと、 メソッドは workingPane のサイズを変更せずに、getSapWindow().getWidth() の呼び出し結果は、ウィンドウの幅と異なる値を返します。