シミュレーション設定を構成する

  1. Silk Performerプロジェクト ツリーで プロファイル ノードを展開します。
  2. 構成対象のプロファイルを右クリックして、プロファイルの編集 を選択します。
    ヒント: あるいは、メニュー バーから 設定 > アクティブ プロファイル を選択することもできます。

    プロファイル - [<プロファイル名>] - シミュレーション ダイアログ ボックスが開きます。左側のショートカット リストに 再生 カテゴリが表示されます。

  3. シミュレーション タブで ストレス テスト チェック ボックスをオンにすると、低レベルの Web 関数で指定するか思考時間関数の呼び出しにより指定する待ち時間の使用を無効にします。
  4. ランダムな思考時間 チェック ボックスをオンにすると、低レベルの Web 関数で指定するか思考時間関数の呼び出しにより指定する実際の思考時間の記録を、指数分布に従ってランダムな値に置き換えます。
    • 指数分布 - このオプションをクリックすると、Web 関数で指定するか ThinkTime 関数の呼び出しにより指定する思考時間の記録を、指数分布に従ってランダムな値に置き換えます。指数分布の性質上、思考時間が極端にばらつく場合があります。詳細については、SetRandomThinkTime BDL 関数を参照してください。
    • +/- [nn] % の一様分布 - このオプションをクリックすると、Web 関数で指定するか ThinkTime 関数の呼び出しにより指定する思考時間の記録を、指定した範囲内の一様分布に従ってランダムな値に置き換えます。一様分布は、思考時間が極端なものにならないようにする場合に使用します。詳細については、SetRandomThinkTime BDL 関数を参照してください。
  5. 思考時間の制限 チェック ボックスをオンにすると、思考時間の限度を定義できます。このオプションをオンにすると、思考時間は指定した最大値に制限されます。上限値 (秒) を入力してください。
  6. トランザクションの到着率を滑らかにする (キューイングのワークロード) チェック ボックスをオンにすると、各仮想ユーザーは指定したシミュレーション間隔でトランザクションを実行します。このオプションをオンにすると、シミュレーション時間と呼び出されるトランザクションの合計数によってトランザクションの平均到着間隔が決まります。このオプションを無効にすると、Silk Performer が各トランザクションの到着の遅延をランダムに計算します。
    注: この設定は、アプリケーション監視に使用するプロジェクトには影響しません。
  7. トランザクションをランダムに選択する チェック ボックスをオンにすると、シミュレーション エンジンは、キュー ワークロード モデルに従って、負荷テストスクリプトに定義されているすべてのトランザクションをランダムな順序で実行します。このオプションを無効にすると、シミュレートされる仮想ユーザーは負荷テストスクリプトに定義されているとおりの順序でトランザクションを実行します。
  8. シミュレーション時間の後で仮想ユーザーを停止する (キューイングのワークロード) チェック ボックスをオンにすると、シミュレーション時間を過ぎるとユーザーはキャンセルされます。
    注: この設定は、アプリケーション監視に使用するプロジェクトには影響しません。
  9. 停止された仮想ユーザーに対して終了トランザクションを呼び出す チェック ボックスをオンにすると、停止された仮想ユーザーの停止前に終了トランザクションを実行します。このオプションを無効にすると、仮想ユーザーは終了トランザクションを呼び出さずに実行を終えます。
  10. 停止された仮想ユーザーの現在のトランザクションを完了する チェック ボックスをオンにすると、停止された仮想ユーザーの停止前にアクティブなトランザクションを完了させることができます。このオプションがオンになっていると、仮想ユーザーは新しいトランザクションの開始時に停止すべきかどうかを確認します。そのため、ユーザーが停止するのは、アクティブなトランザクションの実行を終えてからとなります。このオプションを無効にすると、仮想ユーザーは、思考時間や待ち時間、キューに入っている間、そして各トランザクションの開始時に、停止すべきかどうかを確認します。
  11. トランザクションの開始時にエラーが発生した場合は仮想ユーザーを停止する チェック ボックスをオンにすると、テスト初期化中にエラーが発生した場合 (通常はトランザクションの開始時に発生します) は、即座に仮想ユーザーを停止させることができます。この設定により、停止された仮想ユーザーに対して終了トランザクションを呼び出す チェック ボックスと 停止された仮想ユーザーの現在のトランザクションを完了する チェック ボックスがオーバーライドされます。この設定は、接続操作のようにテストを進めるためには成功しなければならない操作に関わるテストの場合に便利です。
  12. OK をクリックして、設定を保存します。