テキストと画面の同期

CitrixWaitForWindow() および CitrixWaitForWindowCreation() などのウィンドウ同期は、アプリケーションとの同期に非常に適しています。 アプリケーションで追加のユーザー入力の準備が整うまでスクリプトが待機するようにするには、アプリケーションと同期することが重要です。 同期を使用しないと、スクリプトがアプリケーションでオーバーランすることがあります。 また、同期をタスクが完了した時点の基準とすることによって、レスポンス時間を効果的に測定することができます。

テキストの同期

アプリケーション上で実行される多くのタスクは、ウィンドウの表示/非表示や作成/破棄をせずに、単純に画面の一部を変更するだけです。 そのような場合、Silk Performer のテキスト同期機能を使用します。

スクリプトの記録後、TrueLog Explorer テキストの同期 オプションにより、テキストの同期点を視覚的に追加できます。 テキストの同期は、組み込み OCR によって動作します。

画面の同期

Silk Performer では、2 種類の画面同期が用意されています。内容の変化を待つ および 内容の一致を待つ です。 この形式の同期は、ウィンドウの参照および 2 セットの x/y 座標を必要とします。 ただし、予期しないイベントによりウィンドウの座標が移動してしまう可能性があるため、できる限りテキストの同期を使用し、画面の同期は、比較するテキストがない場合にのみ使用する必要があります。

内容の変化を待つは、画面の選択した部分が変更されるまで待機するのに対し、内容の一致を待つは、画面の選択した部分が記録中に定義された事項に一致するまで待機します。

注: 画面の同期点は、テストケースの記録中に挿入する必要があるのに対し、テキストの同期点は、TrueLog Explorer によって後で挿入できます。