トラブルシューティング

ユース ケースを文書化すると、テスト スクリプトの記録またはコーディングは相対的に単純なタスクとなります。 Silk Performer には、記録/再生オプションとテスト スクリプトの手動コーディング オプションの両方が備えられています。 各アプローチには、長所と短所があります。 Silk Performer でテスト スクリプトを作成する最も効率的な方法は、次のように、2 つのアプローチを組み合わせることです。

  1. Silk Performer を使用して、ユース ケースの説明で示したシナリオを記録します。
  2. TrueLog Explorer を使用して、スクリプトを視覚的にカスタマイズします (ここで、“テキスト同期” 機能が 動作します)。
  3. より複雑なスクリプト作成については、生成された BDL スクリプトを手動で編集します。 手動でのスクリプト編集は、ユース ケースのコンテンツをテスト スクリプトに挿入 (コメントの形式で) する際の最良のオプションでもあります。 以下の例を参照してください。この例では、番号の付けられた表記形式を使用しています。
    100.001 In the “Microsoft Word” window, navigate the menu to File, Open….
    100.002 [The “Open” dialog window shows] 
    100.003 Select Test.doc.
    100.004 Click Open.
    100.005 [The “Open” dialog window goes away]
    100.006[The “Microsoft Word” window has focus again]
  4. 次のように、これらのコンテンツを BDL スクリプトにコピー/貼り付けできるようになりました。
    // 100.001 In “Microsoft Word" window, 
        hwndWordMainWindow := CitrixSearchWindow(“*Microsoft
        Word”, MATCH_Wildcard);
        CitrixWindowBringToTop(hwndWordMainWindow);
    
    // navigate the menu to File, Open…. 
        CitrixKey(KEY_Alt);
        CitrixKeyString("f");
        CitrixKeyString("o");
    
    // 100.002 [The “Open” dialog window shows] 
        hwndOpenDialog := CitrixWaitForWindowCreation(“Open”,
        Match_Exact);
    
    // 100.003 Select Test.doc. 
        CitrixMouseClick(150, 100, hwndOpenDialog, MOUSE_
        ButtonLeft);      
    
    // 100.004 Click Open 
        CitrixMouseClick(300, 200, hwndOpenDialog, MOUSE_
        ButtonLeft);
    
    // 100.005 [The “Open” dialog window goes away] 
        CitrixWaitForWindow(hwndOpenDialog, EVENT_Destroy);
    
    // 100.006 [The “Microsoft Word” window has focus again] 
        CitrixWaitForWindow(hwndWordMainWindow, EVENT_Activate);
    スクリプトが失敗した場合、ユース ケースに関してどこでスクリプトが失敗したのかを判別する際に、これらのコメントが役立ちます。