SAPGUI オプションを設定する

Silk Performer には、SAPGUI アプリケーションのテストを順番に説明するチュートリアルがあります。 チュートリアルは、 スタート > すべてのプログラム > Silk > Silk Performer 20.0 > Documentation > Tutorials > SAP から利用できます。

  1. Silk Performerプロジェクト ツリーで プロファイル ノードを展開します。
  2. 構成対象のプロファイルを右クリックして、プロファイルの編集 を選択します。
    ヒント: あるいは、メニュー バーから 設定 > アクティブ プロファイル を選択することもできます。

    プロファイル - [<プロファイル名>] - シミュレーション ダイアログ ボックスが開きます。左側のショートカット リストに 再生 カテゴリが表示されます。

  3. 左側のショートカット リストから 記録 ボタンをクリックします。 記録カテゴリが表示されます。
  4. ショートカット リストから SAPGUI アイコンをクリックします。 全般 ページで、SAP Recorder によるスクリプトの記録、再生方法に関するオプションを定義できます。
  5. SAP システムにログオンするには、いくつかのユーザー操作が必要です。 ログオンを単一機能としてスクリプト化する チェック ボックスをオンにすると、レコーダは必要なログオン アクションのすべてを実行する 1 つの機能のみをスクリプト化します。
  6. 低レベル機能をスクリプト化する チェック ボックスをオンにすると、オブジェクト固有の機能の代わりに、スクリプト化機能の基本セットを使用します。
  7. タイマをスクリプト化する チェック ボックスをオンにすると、タイマを自動的にスクリプト化します。 こうしたタイマは、SAP API 呼び出しの測定に使用されます。
  8. 既存の SAP セッションへ接続する チェック ボックスをオンにすると、レコーダは新しいセッションを作成するのでなく、既存のセッションに接続します。
  9. ウィンドウ タイトルの検証を記録する チェック ボックスをオンにすると、テスト実行中にアクティブ化されたウィンドウ上でタイトルの検証が自動的に行われるのと同じ方法で SapGuiSetActiveWindow 関数を記録します。
  10. 左側のショートカット リストから 再生 ボタンをクリックします。 再生カテゴリが表示されます。
  11. 再生タイムアウト テキスト ボックスで、SAPFewgsrv の自動シャットダウンのタイムアウト (ミリ秒) を指定します (指定しない場合は、テスト実行が終わるときに終了します)。
  12. 単一実行中に SAPGUI を表示する チェック ボックスをオンにすると、テスト実行中に R/3 クライアントを表示します。 GUI 表示は、TryScript 実行のみのオプションです。 この設定は、ベースライン テストと負荷テストでは無視されます。
  13. クライアント側スクリプトを有効にする チェック ボックスをオンにすると、レジストリ経由で SAP のクライアント側スクリプトを有効にします。 このオプションにより、新しいユーザーの開始時にポップアップ ウィンドウを開く警告が無効になります。
  14. 新しい SAP Visual Design を使用する チェック ボックスをオンにすると、SAP クライアント用の SAP Visual Design を有効にします。
  15. ログ タブをクリックして、追加のログ レベルを指定します。
    注: これらの設定は、パフォーマンスとリソースの使用に影響します。
  16. ログ レベル リスト ボックスで、仮想ユーザー ログのログ レベルを次の中から選択します。
    • [無効] - 仮想ユーザー ログを無効にします。
    • [通常] - デフォルトのログ。
    • [デバッグ] - 追加セッション情報やエラーなどの詳細情報をログに記録します。
  17. スクリーンショットをキャプチャする チェック ボックスをオンにすると、アクティブ化されたウィンドウごとにスクリーンショットを生成します。
    注: スクリーンショット キャプチャは、TryScript 実行でのみ有効です。 この設定は、ベースライン テストと負荷テストでは無視されます。
  18. すべてのアクションのスクリーンショットをキャプチャする チェック ボックスをオンにすると、スクリプトによって実行される各アクションをスクリーンショットと一緒にドキュメント化します。
    注: スクリーンショット キャプチャは、TryScript 実行でのみ有効です。 この設定は、ベースライン テストと負荷テストでは無視されます。
  19. コントロールの情報を TrueLog に記録する チェック ボックスをオンにすると、追加のコントロール情報を TrueLog に書き込みます。
  20. 単一実行のコントロールの情報を TrueLog に記録する チェック ボックスをオンにすると、スクリプトの試行と検証テストに限り、追加のコントロール情報を TrueLog に書き込みます。
  21. エラー時のコントロールの情報を記録する チェック ボックスをオンにすると、エラー時の TrueLog へのコントロール情報の書き込みが有効になります。
    注:

    大規模な負荷テストでは、コントロールの情報を TrueLog に記録する をオフにし、エラー時のコントロールの情報を記録する のみをオンにすることをお勧めします。 これらの設定では、各スクリーンのすべての情報が記録されるわけではないので、全体のパフォーマンスが大幅に改善されます。 エラーが発生した場合は、エラーの原因となったノードにコントロールの状態が記録されます。これにより、アクティブ ウィンドウのすべての状態を表示することで、問題のトラブルシューティングを行うことができます。

  22. コントロールを強調表示する チェック ボックスをオンにすると、コントロールはスクリプトがアクセスすると強調表示されます。
  23. 測定 タブを選択して、カスタムな測定レベルを指定します。 デフォルトでは、テスト実行中に使用可能なパフォーマンス指標がすべて収集されます。
  24. すべてのコントロールの、すべてのタイマとカウンタを有効にする チェック ボックスをオンにすると、再生中、コントロールでのすべてのアクションについて、すべてのタイマとカウンタを有効にします。オフにする場合は、特定のコントロールを コントロール リスト ボックスから選択し、そのコントロールに適用する特定のカウンタ タイプを次の中から選択します。
    • [ラウンドトリップをカウント] - コントロールでのアクションのラウンドトリップ数。
    • [レスポンス時間をカウント] - 関数がリクエストしたデータを返すまでにかかる時間。
    • [解釈時間をカウント] - リクエストの解釈にかかる時間。
    • [フラッシュをカウント] - アクションごとのフラッシュ数をカウントします。
    注: あるいは、すべてのコントロールに適用 ボタンをクリックして、カウンタ設定をすべてのコントロールに適用します。
  25. 設定を保存するには、OK をクリックします。