ユーザー入力データ

ビジュアルなユーザー入力データのカスタマイズ機能を使用すると、記録されたユーザー入力データをパラメータ化されたデータに置き換えることでテスト スクリプトをより現実的なものにすることができます。

ユーザー入力データのカスタマイズを行わないと、シミュレートするトランザクションはすべて同一のものになり、現実の環境でよく見られる変数を再現できません。

たとえば、パラメータ ウィザード を使用すると、テスト中にフォームに入力されるユーザー入力データをカスタマイズできます。パラメータ ウィザード を使用すると、テスト中にフォーム フィールドに入力される値を指定できます。そして、記録されたユーザー入力データをランダムなパラメータ化されたユーザー データに置き換えることによって、テスト スクリプトをより現実的なものにすることができます。

ユーザー データのカスタマイズの用途は以下のとおりです。
  • 特定のトランザクションを実行するたびに異なる値をサーバーに渡して機能テストを行う
  • 指定された確率分布に基づいて送信値を選択することにより、ユーザーの現実の行動をシミュレートすること

TrueLog Explorer ワークフロー

ユーザー データのカスタマイズを最も良く行えるのは以下のいずれかです。
  • テスト スクリプトからセッション情報が構文解析された後
  • サーバーからの応答が検証される前