CORBA/IIOP の WChar/WString オプションを設定する
Silk Performer
の
プロジェクト
ツリーで
プロファイル
ノードを展開します。
構成対象のプロファイルを右クリックして、
プロファイルの編集
を選択します。
ヒント:
あるいは、メニュー バーから
設定
>
アクティブ プロファイル
を選択することもできます。
プロファイル - [<プロファイル名>] - シミュレーション
ダイアログ ボックスが開きます。左側のショートカット リストに
再生
カテゴリが表示されます。
左側のショートカット リストから
CORBA/IIOP
アイコンをクリックします。
WChar/WString
タブをクリックします。
ワイド文字コード セットの設定を指定するには、
コード セット
領域を使用します。
一般に、コード セットは文字およびワイド文字のエンコード ルールを決定します。 コード セットには、バイト指向と非バイト指向があります (たとえば、ASCII はシングル バイト文字用のバイト指向コード セットです)。 非バイト指向コード セットによって定義されるマルチバイト文字にはバイトの方向 (ビッグ エンディアン、リトル エンディアン) がありますが、バイト指向コード セットにはありません。
Unicode コード セットを使用するには、
Unicode
チェック ボックスをオンにします。
Unicode は、2 バイト文字用の非バイト指向コード セットです。 Unicode 文字のバイト方向は、IIOP メッセージのバイト順序によって決まります。
WChar のサイズ
リスト ボックスで、CORBA ワイド文字 (WChar) のサイズを選択します。
CORBA の WChar と WString にバイト指向コード セットを使用する場合は、
バイト指向
オプションをクリックします。
または、CORBA の WChar と WString に非バイト指向コード セットを使用する場合は、
非バイト指向
オプションをクリックします。 このオプションを選択した場合は、
スクリプトのバイト順序
リスト ボックスを使用して、非バイト指向の CORBA WChar/WString 表現の BDL スクリプトでのバイト方向を選択します。 バイトの方向は、
リトルエンディアン
(最下位ビットが先) または
ビッグエンディアン
(最上位ビットが先) のどちらかです。
注:
IIOP 1.2 の設定を指定するには、
IIOP 1.2
領域を使用します。 IIOP 1.2 での WChar および WString のエンコードは、以前の IIOP のバージョンでのエンコードとは異なります。 ただし、すべての ORB が IIOP 1.2 の正しいエンコードを使用しているわけではありません。
ORB が CORBA 準拠の WChar/WString エンコードを IIOP 1.2 で使用している場合は、
CORBA 準拠
チェック ボックスをオンにします。
IIOP 1.2 より前のエンコードを使用する場合は、
WChar
領域で
長さをエンコードしない
チェック ボックスをオンにします。
CORBA 準拠の IIOP 1.2 エンコードの WChar は、サイズを表すために長さの指示を使用します。
ORB が NULL で終了する WString を使用する場合は、
WString
領域で
NULL で終了する
チェック ボックスをオンにします。
CORBA 準拠の IIOP 1.2 エンコードの WString は、NULL で終了しません。
ORB が WString の長さとして文字数を使用する場合は、
Chars
オプションをクリックします。
CORBA 準拠の IIOP 1.2 エンコードの WString は、文字列の長さをバイト数 (文字数) で指定します。 または、ORB が WString の長さとして WChar の数を使用する場合は、
WChars
オプションをクリックします。
設定を保存するには、
OK
をクリックします。
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CORBA/IIOP の設定