Performance Explorer の結果の分析機能を使用すると、完了した負荷テストの結果をグラフ、表、レポートを利用して分析できます。グラフを使用すると、負荷テスト中に収集したデータを可視化でき、レポートや表は、重要なデータをまとめたり見つけたりするのに役立ちます。すべてのグラフ、表、レポートの基礎をなすのが .tsd ファイルのデータです。各負荷テスト中に、 Silk Performer は大量のデータをキャプチャし、いくつかの時系列データ (.tsd) ファイルに保存します。負荷テストが完了すると、Performance Explorer でデータ (.tsd ファイル) を読み込み、要求に従って編集できます。すべてのグラフが完全にカスタマイズ可能で、必要な数の測定値を含めることができます。1 つまたは複数のテストからの測定値を使用して、複数のグラフを開き、類似性や差異を表示できます。 Performance Explorer は、グラフ、表、レポートのさまざまなテンプレートを提供します。さらに、クライアントとサーバー パフォーマンスに関する情報を 1 つのグラフに置くことができるので、サーバー パフォーマンスがクライアントの動作に与える影響を直接見ることができます。変更をテンプレートとして保存すれば、個々の設定を再利用できます。
Performance Explorer のリアルタイム監視機能を使用すると、システムのパフォーマンスをリアルタイムに表示するグラフを作成、設定することにより、幅広いシステムを監視できます。同時に複数のグラフを開き、複数のシステム (Web サーバーのパフォーマンスとオペレーティング システムのパフォーマンスなど) のパフォーマンスを同時に監視することができます。グラフに測定値を追加することは、Performance Explorer では直感的で簡単です。追加する測定値 (複数でも可) を、ツリーからグラフにドラックするだけです。