バイナリ AMF は日付値を 64 ビット浮動小数点値で表現します。これは 1970 年 1 月 1 日の 0 時 (GMT) から経過したミリ秒数で指定します。また、GMT に相対的なタイムゾーン オフセットを分単位で 16 ビットの符号付き整数値で指定します。
日付値は次の形式の XML で表現されます。YYYY-MM-DD HH:MM:SS.mmm TZ:[+-]tzoffset
YYYY | 4 桁の年を表示します |
MM | 2 桁の月を表示します (範囲:01 から 12) |
DD | 2 桁の日を表示します (範囲:01 から 31) |
HH | 2 桁の時間の値を表示します (範囲:00 から 23) |
MM | 2 桁の分の値を表示します (範囲:00 から 59) |
SS | 2 桁の秒の値を表示します (範囲:00 から 59) |
mmm | 3 桁のミリ秒の値を表示します |
tzoffset | GMT に対するタイムゾーン オフセットを分単位で表示します |
浮動小数点値は最も近いミリ秒に四捨五入されるため、通常は、これらの文字列表現を正確なバイナリ表現に再現することはできません。 そのため、元のバイナリ表現も 16 進数表現で角括弧内に表示されます。 そのような日付値をカスタマイズしない限り、16 進数表現を使用して、XML をバイナリ AMF に戻すことで元の日付値を正確に再現することができます。
日付値をカスタマイズする場合、16 進数表現を削除することも、そのまま残すこともできます。 XML 表現をバイナリ AMF に変換すると、いずれの場合でもその値は無視されます。
日付値の文字列表現の例:2004-03-30·16:38:38.260·TZ:-300·[426F73945F768000FED4]