Silk Central 21.0 にアップグレードする

Silk Central 21.0 セットアップは、Silk Central 21.0 にアップグレードする前に既存のインストールを自動的に削除します。Windows の プログラムの追加と削除 機能を使用して以前の Silk Central をアンインストールすると、カスタマイズした設定ファイルも削除してしまうため、使用しないでください。

  1. 新しいバージョンへアップグレードを始める前に、Silk Central データベースのバックアップ コピーを作成してください。
  2. SSL を有効化している場合、証明書ファイルのバックアップ コピーを作成してください。証明書をキーストア(C:\Program Files (x86)\Silk\Silk Central 21.\instance_<インスタンス番号>_<インスタンス名>\lib\jre64\lib\security\cacerts にインポートしなおします。 詳細については、「SSL による Web サーバーとのセキュアな接続を有効にする」を参照してください。
  3. Silk Central をインストールします。これにより、NGINX プロキシと インスタンス管理 がインストールされます。 前で挙げたコンポーネント群と同じコンピュータ上に、実行サーバーもインストールしたい場合には、他のコンポーネントと一緒に実行サーバーもインストールします。 データベースの設定は自動的に更新されます。設定ファイルの高度な設定についての情報は、 「高度な設定」を参照してください。
    注: 大きなデータベースの場合、データベース トランザクション ログのサイズが小さいと、アップグレード時にエラーが発生する可能性があります。エラーを回避するには、データベース トランザクション ログのサイズを 5 GB に設定します。
  4. インストールが完了したら、ブラウザを開き、URL http://localhost:19100/ に移動します(自動的に開かない場合)。
    注: リモート コンピュータからは インスタンス管理 ページにアクセスできません。
    インスタンス管理 ページが表示されます。この時点で、ブラウザー キャッシュを消去してください。消去しないと、JavaScript やスタイル シートに対する修正が有効にならないことがあります。
  5. アップグレードを開始するには、バージョン 列に表示された <バージョン> にアップグレード リンクをクリックします。 メンテナンス モードを開始するためのダイアログが表示されます。
  6. Silk Central にアクセスしようとしたユーザーに対して表示されるテキストを入力します。例:現在、システムを更新中のため、Silk Central を利用できません。再びオンラインになるまで、しばらくお待ちください。 はい をクリックすると、メンテナンス モードが開始され、更新が始まります。
  7. 更新が完了したら、開始 をクリックして、再びインスタンスを開始します。
インスタンス管理 のステップを、更新したいすべてのインスタンスに対して繰り返します。
ヒント: ブラウザー キャッシュを消去するようユーザーに通知してください。消去しないと、JavaScript やスタイル シートに対する修正が有効にならないことがあります。