品質目標を使用したリスク ベース テスト アプローチの実装

指定されたプロジェクトで、テストの範囲と時間との間でバランスをとりながら、アプリケーションの品質を受け入れ可能なものにすると想定します。 次のステップで、リスク ベース テスト アプローチを実装するために、品質目標を使用するワークフローの概要について説明します。

このプロジェクトで、関係者は、十分なテスト シナリオが実行されると同時に、最も重要な要件が十分にテストされるようにしたいと考えています。 以下の例のデータは、Silk Central の新規バージョンに含まれている Demo プロジェクトにも含まれています。

  1. プロジェクトを選択します。
  2. 要件プロパティ リスト を作成し、要件の重要性をキャプチャします。 この例では、値を指定して要件プロパティ Business Value を作成します。
    • Low
    • Medium
    • High
  3. テスト属性 リスト タイプを作成し、このテストの目的のタイプをキャプチャします。 この例では、値を指定してテスト属性 Level を作成します。
    • Full
    • Regression
    • Smoke
  4. 追跡 > 品質目標 をクリックします。
  5. 新しい品質目標を作成します。 この例では、次の 目標 (%) を要件プロパティに指定して、品質目標 Business Value を作成します。
    • High-100%
    • Medium-75%
    • Low-50%
  6. 新しい品質目標を作成します。 この例では、次の 目標 (%) をテスト属性に指定して、品質目標 Test Objectives を作成します。
    • Full-80%
    • Regression-50%
    • Smoke-100%
  7. テスト資産の開発後、属性/プロパティを要件およびテストに割り当てます。
  8. テスト範囲を決定し、テスト範囲について関係者間で合意するには、レポート > 詳細ビュー をクリックします。
  9. テスト > ステータス レポート > 品質目標計画レポート をクリックします。

    このレポートでは、品質目標値ごとのテストの数とパーセンテージ、手動テストの合計計画時間、および、プロジェクトで使用可能なテスト数に対する目標を満たすために 必要なテスト数を示します。

    品質目標計画レポート
  10. 計画について合意を形成し、テスト実行を介してプロジェクトが進行すると、品質目標のテスト ステータスは、品質目標実行レポート を使用して簡単に評価できます。
  11. テスト > ステータス レポート > 品質目標実行レポート をクリックします。 品質目標実行レポート