AUT に Java コード分析を使用するには、Java エージェントを使用して AUT の JVM を実行する必要があります。Java エージェントのパッケージは、
Silk Central メニューの にある
Java コード分析エージェント をクリックしてダウンロードできます。Java Runtime Environment (JRE) バージョン 1.7 以降が必要です。サポートされているすべての Java バージョンについて、以下のオプションを使用できます。
- オプション
- 説明
- port=19129
- 省略可能:コード カバレッジ サービスのポートポートを指定していない場合、ポート 19129 が使用されます。
- coveragepath=[path1],[path2], ...
- エージェントがカバーする、.jar ファイルへのパスです。パスの一部に空白を含む場合は、引用符を使用する必要があります。たとえば、coveragepath="C:\Program Files\YourApplication\" です。フォルダを指定した場合、エージェントは再帰的にこのフォルダ内のすべての .class ファイルを参照します。フォルダの末尾にワイルドカードを指定した場合、エージェントはこのフォルダの .jar ファイルを参照します。カバレッジパスを指定せずに実行したエージェントは無効です。
java -javaagent:agent.jar=coveragepath=
"C:Program Files\YourApplication\" Aut.jar
- includes=[package1]:[package2]:[package3]: ...
- 省略可能:これらのパッケージに一致するパッケージだけがカバレッジと見なされます。含まれるパッケージの指定には、ワイルドカード (*) を使用できます。
java -javaagent:agent.jar=includes=com.borland.* AUT.jar
- excludes=[package1]:[package2]:[package3]: ...
- 省略可能:除外オプションで指定されたパッケージは、コード カバレッジでは無視されます。除外パッケージの指定には、ワイルドカード (*) を使用できます。
java -javaagent:agent.jar=includes=com.borland.*;
excludes=com.borland.internal* AUT.jar
注: 包含と除外の両方がフィルタで指定されている場合は、除外が最初に評価されます。あるクラスがフィルタの包含と除外の両方に含まれる場合、そのクラスは除外され、カバレッジ データは生成されません。filter オプションが指定されていない場合は、使用したすべてのクラスに対してカバレッジ
データが生成されます。ただし、coveragepath オプションが設定されている場合は、カバレッジ パスに指定されているすべてのクラスだけがカバレッジ データ生成の対象となります。
Java コード分析の例
Windows の例:
"<java_home_directory>\bin\java" -javaagent:agent.jar=port=19129;
coveragepath=C:\dev\deploy\lib\library1.jar,C:\dev\deploy\lib\library2.jar;
includes=com.borland.*;excludes=com.borland.internal.* com.borland.MyApplication
Linux の例(二重引用符を含む):
"<java_home_directory>/bin/java" -javaagent:agent.jar="port=19129;
coveragepath=/tmp/dev/deploy/lib/library1.jar,/tmp/dev/deploy/lib/library2.jar;
includes=com.borland.*;excludes=com.borland.internal.*" com.borland.MyApplication