日常的な管理作業

初期セットアップの完了後、Issue Manager を最新の状態に保つため、折に触れて日常的な管理作業を実行する必要があります。 最も一般的な作業は以下のとおりです。

新しいユーザーの追加

新しいユーザーについては、次の作業を実行する必要があります。
  • アカウントをセットアップする前に、必要に応じて受信箱を作成する。
  • 新しいアカウントをセットアップし、そのアカウントを既存のグループと必要ならデフォルトの受信箱に関連付ける。
  • ユーザーが自動ルーティングで問題を受信する必要がある場合は、ユーザーの受信箱をルーティング ルールに追加する。

ユーザーの削除

ユーザーが組織を辞めたときは、次の作業を実行する必要があります。
  • ユーザーのアカウントを直ちに停止し、ログインできないようにする。 そのユーザーが問題の作成や変更を行ったことがある場合は、アカウントを削除することはできません。
  • ルーティング ルールでユーザーの受信箱を参照している箇所をすべて別の受信箱に置き換える。 この処置により、この受信箱に新しい問題が送られないようにすることができます。
    注: ルーティング ルールの変更は、Issue Manager に他のユーザーがログインしていないときに行う必要があります。
  • ユーザーの受信箱に含まれている問題を他の受信箱に再割り当てすることで、ユーザーの受信箱を空にする。
  • ユーザーの受信箱を削除する。

作業割り当ての移行

ユーザーの任務が変わったときは、グループ割り当てを更新する必要があります。 たとえば、QA エンジニアの Sarah が開発部門に移ったとしましょう。 また、新しい責務に合った問題をユーザーが受信できるように、ルーティング ルールを変更することも必要です。 たとえば、Sarah は QA 部門ではなく開発部門に注意を払ってもらう必要のある問題を受信できるようになっていなければなりません。

ユーザーのプロジェクトが変わったときは、ユーザーの現在の責務を反映するようにルーティング ルールを変更する必要があります。 さらに、それでもデフォルトの受信箱が必ず適切なものになるようにする必要があります。 たとえば、Judy はドキュメント ライターで、それまで Product A のドキュメントを書いていましたが、現在は Product B のドキュメントを書いているとしましょう。 Judy のデフォルト受信箱 Judy - Doc (Product A) は、Judy - Doc (Product B) に変更されなければなりません。

新製品情報の追加

場合により、次の作業を実行する必要があります。
  • 新しい製品を追加する。
  • 既存製品に追加のリリース、プラットフォーム、コンポーネントを追加する。
  • ルーティング ルールを一部変更して、新しい製品、コンポーネント、リリース、プラットフォームに対応できるようにする。