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FAQ (よくある質問と答え)

Xクライアントの起動方法を教えてください。

既定のサンプル定義を使用すると、簡単に使用を開始できます。「サンプル定義によるXクライアントアプリケーションの起動」を参照してください。クライアント定義がある場合は、PROD_X_MANAGER_SAおよびX Manager for Domainsから、定義をダブルクリックする、定義を選択してツールバーの起動矢印をクリックする、定義を右クリックして[起動]を選択する、メニューの[操作]>起動]を使用するなどのさまざまな方法でクライアントを起動できます。既定のセッションが構成されていない場合は、セッションの選択を求められます。ショートカットおよびコマンドラインオプションを使用してクライアントを起動することもできます。

接続を確立しようとすると、「クライアントはXサーバに接続できませんでした」と表示されます。この問題の解決方法を教えてください。

このメッセージがステータスバーに表示される場合は、Reflection Xがホストに接続できたのにクライアントを起動するために指定されたコマンドがホストで有効でないことを意味します。指定された場所に X クライアントアプリケーションがない、または X クライアントアプリケーションをホストで使用できない可能性があります。[クライアント定義] ウィンドウの [コマンド] ボックスにはサンプル コマンドのドロップダウン リストが含まれます。サンプルコマンドのリストは、[ホストの種類] の現在の値に基づいて変化します。[ホストの種類][標準 UNIX ホスト] に設定されている場合は、使用しているホストの種類に合わせて値を変更してから、別のサンプル コマンドを使用してみてください。リストにない X クライアントを起動するには、クライアントアプリケーションの正しいパスを確認して、いずれかのサンプルコマンドの該当部分を編集してください。

クライアントの設定と開始がこれまでのバージョンと異なっています。何が変わったのでしょうか。古いバージョンで作成した設定はまだ利用できますか?

Reflection Xバージョン5.0 (以降)では、以前のバージョンよりセッションの設定と開始が簡単にできます。クライアント定義を使用してXサーバを起動し、ホストに接続することが可能になりました。既存の設定は、正しく機能するように自動的に更新されます。移行されたXクライアントまたはXDMCPの定義をダブルクリックするだけで使用を開始することができます。

設定を保存する方法と保存場所を教えてください。

設定は、使用時に自動的にReflection Xデータベースに保存されます。

操作を取り消すことはできますか?

定義を編集した後に元に戻すオプションはありません。ただし、削除した定義は簡単に復元できます。定義のゴミ箱アイコンをクリックするか、[ファイル]>[定義のゴミ箱]に移動します。 これにより、削除された定義のリストを示すダイアログボックスが表示されます。リストの項目を選択し、[項目を元に戻す] をクリックすることができます。既定では、終了するとゴミ箱が削除されます。この動作は、[ファイル]>[ユーザ設定]を使用して変更できます。

スタンドアロンモードまたはドメインモードを使用する必要がありますか?

スタンドアロンモードは、既定でインストールされる単一のアプリケーションであるXマネージャで提供されます。このモードでは、既定の設定を使用してインストールするだけで使用を開始できます。また、ホストアプリケーションへの接続を容易にするサンプル設定が含まれています。Reflection Xをドメインモードで実行すると、スタンドアロンモードのすべての機能と、追加のドメインサービスにアクセスできます。これらの追加のサービスには、「設定の一元化された構成への対応」、「実行中のセッションから抜けたり、実行中のそれらのセッションに同じコンピュータまたはドメイン内の別のコンピュータから再び参加したりする機能」、および「システムがクラッシュしたり接続が失われたりした場合にも実行中のセッションの使用可能な状態が確保されるフェイルオーバー」が含まれます。機能の比較については、「操作モード: ドメイン/スタンドアロン」を参照してください。いくつかの一般的なドメイン構成を示す図については、「サンプルドメインの構成」を参照してください。

Reflection Xドメインの設定方法を教えてください。

ドメインを構成するには、ドメインコントローラと管理コンソールをインストールし、ドメインノードを追加して、ユーザのワークステーションにX Manager for Domainsをインストールする必要があります。詳細については、「ドメインコンポーネントの設定」を参照してください。

クライアントまたはセッションの定義を編集できないのはなぜですか?

X Manager for Domainsを実行しているユーザは、ドメイン管理者がこのユーザに対して使用可能にしたクライアントおよびセッションの公開定義を表示できます。ユーザはこれらの定義を使用してセッションを開始できますが、これらの定義を編集できるのは管理者だけです。

だれが定義を共有できますか?

公開定義を作成する機能は、Reflection X管理コンソールを使用している場合に利用でき、その利用は管理者に限定されています。単体モードでは、この機能は使用できません。どちらのモードでも、定義をエクスポートおよびインポートして、それらの定義を他のユーザと共有することができます。

メモ

公開定義は、管理者によってReflection Xドメイン内のユーザが利用できるように設定された(Xクライアント、XDMCP接続、起動グループ、またはセッションの)構成の設定です。管理者は公開定義の読み取りおよび書き込みが可能で、他のすべてのユーザは読み取りのみが可能です。

ディスプレイを共有できますか?

誰でも、X ManagerまたはX Manager for Domainsからディスプレイを共有できます。 実行中のセッションを選択し、右側の[セッションの状況]セクションを確認します。

X Managerを実行している場合には、[共有]をクリックします。 これにより、接続URLが生成されます。[URLのコピー]をクリックしてこのURLをコピーし、他のユーザに送信します。受信したユーザは、[操作]>[参加]を使用してセッションに参加できます。

X Manager for Domainsを実行中の場合は、[許可されているユーザ]リストを編集します。ここで追加したユーザには、このセッションが[提供セッション]に表示されます。

セッションの実行中にクライアントおよびセッションの定義を編集できますか?

はい。この変更は、実行中のクライアントおよびセッションには影響しませんが、クライアントまたはセッションを次回起動するときに適用されます。

セッションを開始すると何が起こりますか?

セッションを開始すると、X サーバが起動します。 この X サーバは、X クライアントアプリケーションを表示し、キーボードおよびマウス入力を受け取ります。セッションを開始すると、クライアント接続およびプロトコルルーティングを管理するセッションプロセスも開始されます。クライアントを起動する前にセッションを開始できますが、クライアントを起動するまではディスプレイが表示されません。

XクライアントまたはXDMCP接続を起動すると何が起こりますか?

セッションが実行されていないと、Reflection Xは、Xクライアントアプリケーションまたはデスクトップを表示できません。XクライアントまたはXDMCP接続を起動すると、Reflection Xは、定義で既定のセッションが指定されているかどうかを確認します。既定のセッションがない場合は、セッションの選択を求められます。既定のセッションがある場合は、Reflection Xはすでにそのセッションが実行中か確認して、実行されていない場合は開始します。セッションが開始されると、Reflection Xは、そのセッションに指定された設定を使ってクライアントを起動してセッションを表示します。

セッションおよびクライアントアプリケーションを自動的に起動するようにReflection Xを構成できますか?

はい、できます。各種類の定義には、X ManagerまたはX Manager for Domainsの起動時にその定義を自動的に起動する設定が含まれています。例えば、セッションの定義で、[自動開始セッション] を選択すると、セッションが自動的に開始されます。これにより、クライアントを起動する際に時間を節約できます。これは、端末セッションからクライアントを起動する場合にも役立ちます。X Managerを起動し、バックグラウンドで動作させると、Xサーバが自動的に実行し、使用可能になっていることがわかります。

起動グループとは何ですか?

ラウンチグループにより、複数のアプリケーションを起動できます。定義済みの X クライアントまたは XDMCP 接続をグループに追加し、ラウンチグループを起動すると、追加したすべての項目が起動します。[起動グループの自動起動]をオンにすると、X ManagerまたはX Manager for Domainsの起動時にすべてのアプリケーションが自動的に起動します。

管理者の質問

カスタム設定を作成してエンドユーザに配布する方法を教えてください。

ドメインモードでは、公開セッションを作成して共有します。スタンドアロンモードでは、Management and Security Server(別売り)を使用して設定を展開します。ドメインモードおよびスタンドアロンモードのどちらの場合も、カスタムテンプレートをインストールしてください。これらのオプションの詳細については、「設定の配布の概要」を参照してください。

コマンドラインを使用してReflection Xを起動できますか?

はい、できます。rxmgrを使用してX Managerを起動します。rxmgrdomainsを使用してX Manager for Domainsを起動します。 これらのコマンドラインユーティリティには、特定のクライアントおよびセッションを起動するオプションに加えて、ユーザインタフェースへのユーザのアクセスを制限するオプションも含まれています。

設定への読み取り専用アクセスをユーザに提供し、ユーザに独自の設定を作成させないようにすることはできますか?

rxmgrおよびrxmgrdomainsコマンドラインユーティリティを使用して行えます。-execOnly オプションを使用してReflection Xをスリムダウンモードで起動することで、ユーザに、設定を編集する機能へのアクセスを許可することなく、提供した定義を表示および使用させることができます。

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