転送モードを設定して、同じ名前を持つファイルが転送先に既に存在する場合に FTP クライアントがどのように転送を処理するかを指定できます。現在の転送モードは、ステータスバーの転送方式の隣に示されます。
既存のファイルの処理方法を指定するには
[ツール] - [既存ファイルの処理] をポイントし、使用したい転送方式をクリックします。
[追加] |
ダウンロードされたファイルを宛先ファイルに追加します。このオプションはホストからの転送にのみ使用できます。 |
[ユーザに尋ねる] |
[ファイル置換の確認] ダイアログボックスを開き、ユーザが処理方法を決定できます。 |
[キャンセル] |
指定された名前のファイルが既に存在する場合に、ファイル転送をキャンセルします。 そのファイルがワイルドカードセット (ワイルドカードまたは複数のファイル名を指定して転送するファイル群) の 1 つである場合、重複したファイルが見つかると残りのファイルは転送しません。 |
[上書き] |
転送先のファイルが上書きされます。 |
[スキップ] |
このファイルは転送されません。この転送操作の対象として複数のファイルが指定されている場合は、それ以外のファイルに対して処理が続行されます。 |
[更新] |
転送するファイルが転送先のファイルより新しい場合にのみ、転送先のファイルが上書きされます。 |
[別名を付ける] |
宛先ファイルに対し、一意の名前を自動的に作成します。転送中に変更されたファイル名は、FTP コマンドウィンドウに表示されます。 |
メモ:この設定は、無視される場合があります。[ファイル既存の場合に] コマンドを使用して指定した値は、FTP クライアント内での転送にのみ適用されます。クライアントの表示ウィンドウからデスクトップまたは開いている Windows エクスプローラウィンドウにドラッグ & ドロップでファイルを転送する場合、ファイルがすでに存在する時は、FTP クライアントの構成に関係なく、[ファイル置換の確認] ダイアログボックスが表示されます。オプションの現在の設定を利用するには、ドラッグ ドロップによる転送を行う際は必ず Reflection ウィンドウを使用するようにします。