Kerberos クライアントを構成したら、ホストに対して認証を行うことができます。
メモ:認証中に [試行/応答] ダイアログボックスが表示された場合は、KDC ホストによってハードウェアによる事前認証が求められています。ハードウェアによる事前認証には物理トークンが必要です。物理トークンは、一般にクレジットカード程度の大きさで、タッチパッドと液晶ディスプレイが付いており、ランダムなパスワードを生成します。事前認証ハードウェアトークンを使用して正しい応答を入力し、[OK] をクリックします。
Kerberos マネージャを使用して認証するには
Kerberos マネージャを起動します。
認証に使用するプリンシパルプロファイルのタブをクリックします。
使用するプリンシパルプロファイルが隠されている場合には、プリンシパルプロファイルを開く必要があります。
[認証] ボタンをクリックします。
必要に応じてチケット機能を変更し、[OK] をクリックして続行します。
パスワードを入力して [OK] をクリックします。
認証された場合は、Kerberos マネージャのメインウィンドウに発券許可チケットが表示されます。認証されなかった場合は、Kerberos マネージャによってエラーが返されます。
Kerberos 対応アプリケーションを使用して認証を行うには
Kerberos 対応アプリケーションを構成して、Kerberos セキュリティを使用するようにします。
ホストに接続すると、Kerberos パスワードの入力が要求されます。
パスワードを入力して [OK] をクリックします。
認証された場合は、ホストのプロンプトが表示され、ステータスバーに鍵または南京錠のアイコンが表示されます。認証されなかった場合は、エラーメッセージが表示されます。