28.17 ターゲットLinuxワークロード上のデーモン状態

カットオーバーまたはカットオーバーのテスト後に有効になるターゲットLinuxワークロード上のデーモンの優先実行状態を指定できます。Linuxデーモン状態のオプションは、次の実行レベルとシステムブートで有効または無効になります。

0

シャットダウン

1

シングルユーザモード

2

未使用(ユーザ定義)

3

フルマルチユーザモード(GUIなし)

4

未使用(ユーザ定義)

5

表示マネージャを使用したフルマルチユーザモード(GUI)

6

再起動

ブート

電源オン時に起動

28.17.1 Migrate Clientを使用したデーモン状態

Windowsデーモンのマイグレーション後の実行レベルを設定するには:

  1. マイグレーションジョブを開始します。マイグレーションジョブの開始については、セクション 28.2, マイグレーションジョブの開始を参照してください。

  2. [マイグレーションジョブ]ウィンドウの[オペレーティングシステムとアプリケーション環境設定]セクションで、Linux Daemons (Target) (Linuxデーモン(ターゲット))をクリックし、Run Level (実行レベル)列の項目をクリックします。

  3. 目的の実行レベルを選択します。OKをクリックします。

28.17.2 Migrate Webインタフェースを使用したデーモン状態

ターゲットVM上のLinuxデーモンの起動状態を設定するには:

  1. ターゲットワークロードの詳細の編集ページで、ターゲットのワークロード設定 > ターゲットVM上のデーモンの状態の順に移動します。

  2. ターゲットVM上でLinuxデーモンの起動条件を選択します。適切な実行レベル(0~6)と[ブート]のチェックボックスを選択することによって、デーモンの起動を有効にします。

  3. 保存をクリックします。