5.8 設定サービスに対する再起動方法の設定

カットオーバーアクション時に、設定サービスは、再起動の回数を最小化し、再起動のタイミングを制御することによって、再起動を最適化します。Windowsワークロードに対するカットオーバーアクション時に設定サービスのハングが発生して、Configuration Service Not Started(設定サービスが開始されません)というエラーが表示された場合、設定時の要求に従って再起動できるようにすることが必要になる可能性があります。再起動の最適化をスキップするように影響を受ける単一のワークロードを設定したり、すべてのWindowsワークロードに対する再起動の最適化をスキップするようにPlateSpin Server上のグローバルなSkipRebootOptimizationパラメータを指定することができます。

単一のWindowsワークロードに対する再起動の最適化をスキップするには:

  1. ソースワークロード上で管理者ユーザとしてログオンします。

  2. PlateSpin.ConfigService.LegacyRebootと呼ばれるファイルをシステムドライブのルート(通常C:)にファイル拡張子無しで追加します。コマンドプロンプトで、次のように入力します。

    echo $null >> %SYSTEMDRIVE%\PlateSpin.ConfigService.LegacyReboot
  3. 失敗した[Test Cutover (カットオーバーのテスト)]または[カットオーバー]アクションを再度実行します。

すべてのWindowsワークロードに対する再起動の最適化をスキップするには:

  1. PlateSpin Migrate Webインタフェースに管理者としてログインし、次のPlateSpin Server環境設定ページを開きます。

    https://Your_PlateSpin_Server/PlateSpinConfiguration/

  2. ConfigurationServiceValuesパラメータを検索して、そのパラメータに対する編集をクリックします。

  3. SkipRebootOptimization設定をFalseからTrueに変更します。

  4. 保存をクリックします。

  5. 影響を受けるWindowsワークロードに対して失敗した[Test Cutover (カットオーバーのテスト)]または[カットオーバー]を再度実行します。