iPerfツールは、サーバモードまたはクライアントモードで実行されます。
iperfサーバモードの基本的な使用構文は次の通りです。
iperf -s -w <win_size>
iperfクライアントモードの基本的な使用構文は次の通りです。
iperf -c <server_ip> -w <win_size>
私達の目的は、ソースとターゲットワークロードの間のネットワークを測定して微調整することです。多くの場合、これらは実際に使用されているソースとターゲットになります。ソースまたはターゲットに対して別のワークロードを使用してテストを完了したい場合は、その代替のワークロードが、元のものと同じネットワーク特性(NICやネットワーク接続など)を持っていることが必要です。
メモ:PlateSpinサーバからソースまたはターゲットへのスループットはテストしないようにしてください。なぜなら、このトラフィックは最小限のものであり、マイグレーションやレプリケーション時に発生するトラフィックを表していないからです。
ターゲット/iperfサーバとしてライブワークロード(WindowsまたはLinux)を使用できますが、以下の手順は、マイグレーション/レプリケーション時の環境に最も近い環境が実現されるので、強くお勧めします。
ターゲット上でiperfを設定して実行するには:
LRDを使用してターゲット起動します。
LRDコンソールで、ヘルパーターミナル(Alt-F2を介してアクセス可能)を使用して、以下の操作を実行します。
オプション5を使用してネットワーキングを設定します。
オプション6を使用してCDメディアをマウントします。
LRDコンソールで、デバッグターミナル(Alt-F7を介してアクセス可能)に切り替えて、次のコマンドでiPerfツールの場所に移動します。
cd /mnt/cdrom/LRDTools/iperf_2.0.X/linux
サーバモードでiPerfツールを実行します。以下を入力してください。
./iperf -s -w <win_size>
ソース上でiperfを設定して実行するには:
ソフトウェアまたは物理メディアを使用してLRD ISOをマウントします。
コマンドプロンプト(Windows)または端末(Linux)を開いて、iPerfツールの場所に移動します:
cd <media>/LRDTools/iperf_2.0.X/
ソースオペレーティングシステムによって決定された通りに、windowsまたはlinuxサブティレクトリに移動します。
cd windows -OR- cd linux
クライアントモードでiPerfツールを実行します。以下を入力してください。
iperf -c <target_ip> -w <win_size>
メモ:計算のためにiperf3をダウンロードして使用することができます。これは、iperf2で有効なスループット数を生成できない特定のシナリオにおいて役に立ちます。iperf3のコマンド構文と出力は若干異なりますが、必要に応じて、新しい出力を調整するとかなり分かりやすくなります。